「続々・80分間の真実」の分析メンバーをしていました深海です。
当ブログへのエントリーは2発目になります。
昨日のみぞえもんさんもコメントされていましたが、つい先日が1次試験の合格発表でしたね。
1次試験を一度通ってしまうと、まるで「診断士試験の本番は2次試験だ!」なんて感覚になってしまうのですが、私はむしろ、1次試験こそが診断士試験の最大のカベだったんじゃないかと、思っております。
1次試験の勉強範囲は広いですからね。。センター試験を受けている感覚でした。
社会人としてのキャリアも、家族もある大の大人が、大切な時間を割いて勉強して、1次試験の試験会場まで辿りついた、それだけでも立派なものですよ、ええ。本当にお疲れ様でした。合格された方、おめでとうございます。
私は一度1次試験に落ちましたが、翌年に合格しました。今年不幸にも残念だった方は、来年も勉強を続けることができれば必ず合格できます。頑張ってください。
ところで、話の流れを突然ぶった切ってしまうのですが、今日のエントリーで書きたかったことは、
診断士の転職
についてです。
診断士取得の翌年にSEからコンサルタントに転職し、年収増を果たした私の経験から、診断士が(あえて独立せず)転職してキャリアアップを目指すための考え方を2点だけ紹介したいと思います。
あくまでも私個人の考えですが、少しでも参考になれば幸いです。
1.診断士のいないフィールドへ進もう
診断士をとって転職するときに多くの人が考えがちなのは、「資格を活かしてコンサルタント業界に行きたい」ということだと思います。中小企業診断士、という資格を高く評価してくれる会社とか、資格手当てが出る会社とか、名刺に診断士って書いてハクがつくような会社ってサイコーですよね。
でも、私はそうは思いません。他の専門資格ならその通りかもしれませんが、中小企業診断士のような総合資格(という呼び方は今考えましたが、、)は、皆さんご存知のように「喰える」資格ではないので、資格を活かした転職なんて無理です。早々に諦めるべきです。
私の転職先の会社では、他の専門資格の方は多いですが、診断士の方には会ったことがありません。
診断士が求められていない職場でこそ、診断士有資格者がユニークな存在になれる(=目立つ!!)と思いませんか?
2.転職活動時のアピールの方法
転職活動では、自分の経験・能力の全てを出して、転職希望先にアピールをすると思います。もちろん、中小企業診断士有資格者であることも、もし可能であるならば、アピールするべきです。
「もし可能であるならば」と書いたのは、あくまでも今までの職業経験をアピールすることが本流であるので、さりげなさを忘れてはいけないからです。
世の採用担当者の中には、診断士資格を過小評価している人も、過大評価している人も、よく知らない人もいます(よく知らないってのが一番多いかも、ね)。
「面接時に面接官が食いついてくれたらラッキー」くらいの釣り的な気持ちで、さりげなく職務経歴書に書いておきましょう。
あ、大事なことを忘れてました。
できれば、有資格者であることを書くのではなく、診断士として何をやったのかを書いた方が絶対良いですね。
いやらしい話ですが、私の場合は80分間の真実を執筆したことや、コンサル実務を何件かやったことをコッソリ職務経歴書に書いてましたが、いやー釣れた釣れたw
診断士がいない会社に行けば行くほど、面接官も私が珍しいらしくて、色々と興味を持って聞いてくれました。
少しでも皆様のご参考になれば幸いです。
ではでは。また次のエントリーでお会いしましょう。
日本ブログ村ランキングに参加中です。
1クリックをお願いします↓