もう迷わない解答用紙の書き方~マス目の使い方と記述のマイルール~

同友館
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皆さんおはこんばんにちは! うえちゃんです。

今日は2次筆記試験の解答用紙の書き方について、マス目の使い方や文章を書く際のルールを紹介します。「ナンバリング(①~、②~)なんて使っていいの?」「アルファベットは半角で書いていいの?」皆さんも2次筆記試験の学習をする中で一度は迷ったことがあるのではないでしょうか。

当然ですが、採点基準は公表されないため答えはありません。自分なりの基本ルールを確立し、試験当日に迷わず落ち着いて、解答できる状態になっていればOKというのが私の結論です。

とういうことで、私なりの基本ルールを紹介します。独学1年目でまだ解答用紙の書き方で迷っている方に特にオススメする記事です。

マス目の使い方

まずは、マス目の使い方です。基本的にはマス目からはみ出すなど、変な書き方をしなければ得点には影響しないかと思いますが、試験当日に迷わないようあらかじめマス目の使い方を決めておくとよろしいかと思います。

アルファベットは半角・全角どちらでもOK

アルファベットの記載は半角・全角どちらでも大丈夫です。半角の場合は1マスに2文字、全角の場合は1マスに1文字使用します。私の場合は、なるべくマス目を節約したかったのでアルファベットの記載は、半角で書くことを優先していました。

数字1桁は全角、2桁以上は半角で

文章の中に数字を記載する際は、1桁は全角、2桁以上は半角としていました。2桁以上でも全角で記載しても採点上は問題ないかと考えますが、桁数が多くなるとその分マス目を使用しますので、半角とした方が無難でしょう。

句点(。)、読点(、)は1マス使用する

句点(。)、読点(、)は1マス使用します。ただし、マス目の最後(行末)に句読点がくる場合は、文字と句読点を1マスに記載します。

文頭は1文字下げなくていい

文頭を1文字下げて解答を書き始めるように教える予備校があるようです。確かに日本語の文章としては正しいと思いますが、受験生の中では少数派だと思います。どちらでも合格している方はいますので、マス目を節約するといった観点では1マス空けない方が良いと考えます。

事例Ⅳ計算過程の記述について

事例Ⅳでは、計算過程を記述するためのマス目が無い自由記載欄があります。皆さんどのように記載していますでしょうか。私は『ふぞろい13』執筆時に令和元年度試験の再現答案をたくさん見させていただきましたが、中には計算式だけ記載している答案が多くありました。これでは、内容が合っていても採点者は加点しにくいと思います。計算過程を書く欄はメモ欄ではありません。そこには、最終的な計算結果が合っていなくても計算過程が間違っていなければ加点してあげようという作問者の意図があると考えます。どのように記述したら「この受験生はわかっている」と採点者に思ってもらえるか考えて記載しましょう。私の理想の計算過程の記載方法は下記のとおりです。いかがでしょうか、だいぶ採点者に与える印象が変わるのではないでしょうか。また、平成28年度試験のように解答欄がかなり小さい場合もありますので、要点を絞るなど臨機応変に対応できるよう準備が必要です。

文章を書く時のマイルール

文章の書き方は、自分なりの型を持っていると「解答を書く」という工程にかかる時間を短縮することができます。もともと文章を書くことが苦手だった私の場合、キレイに文章を構成するということにかなり悩みました。そんな中、合格者の再現答案を分析するうちに「こんな書き方ありなんだ」といった書き方が多くあり、模擬試験で実際に試してみて取捨選択していきました。以下では、80分で解答を書くために私なりに確立したルールを紹介いたします。

ナンバリングOK

合格者等の再現答案を学習の参考にする際にナンバリングを使用している再現答案を見かけると思います。ナンバリングとは解答文章を書く際に、因果やキーワードに番号を振ることです。(例:「理由は、①~~のため、②~~のため、である」)私は当初、日本語の文章を書く上で「ナンバリングは邪道」と考えていました。しかし、ナンバリングを使用しない場合、文章構成の難易度が上がり書くことに時間を要していました。その結果、1年目は不合格となってしまったため、割り切ってナンバリングを使うことにしました。ナンバリングを使うことで、文章のつながりを気にすることが少なくなり、飛躍的に書くスピードが速くなりました。キレイな文章を書くといった観点では多少気持ちが悪いかもしれませんが、多くの受験生がこのナンバリングで合格していますので、安心して使用してください。それにしても、最初にこの方法で解答した受験生は、すごい勇気がありますよね(笑)

略語は不可

私の場合、なるべく略語は使用しないようにしていました。例えば、HP(ホームページ)やDB(データベース)といった略語がありますが、これはHP(ヒットポイント)、DB(ドラゴンボール)と読むこともできます(すみません冗談です)。冗談はさておき、NBはナショナルブランド、ノーブランドと両方に捉えることができるといった風に業界を絞ってもどちらでも解釈できる略語があるため、なるべく使用しないように注意していました。ただし、与件文や設問文で略語が使用されている場合は、そのまま略語を使用していました。

略語に関しては、ふぞろい12のぁっがおもしろい分析を行っていますので参考にしてみてください。

2次試験で使われる略語ランキング(クリックすると記事のURLへジャンプします)

字数が足りなければ体言止めでもOK

キレイな文章とするために体言止めはNGとする方もいますが、私は文字数が足りない場合は、体言止めでもOKとしていました。無理にキレイな文章を書こうとして、「必要な要素が抜ける」「逆に文章がおかしくなる」ということを避けるためです。

体言止めを多用しても高得点を獲得している方は、いくらでもいることが分かっていましたので、このような対応としていました。

【オマケ】文字数をカウントせずにマス目を埋める方法

記事のタイトルから少し脱線しますが、私の場合、合格年にはメモの際に(解答骨子作成時)に文字数をいちいちカウントせずに、感覚的にマス目を埋めることができるようになっていました。それができるようになったのは、下記に紹介することを他の受験生等から教えていただいた上で、繰り返し過去問や演習問題を解いたからだと考えます。覚えておいて損は無いことですので、ご一読ください。

日本語の文章は1文40文字程度

日本語の文章を因果で構成すると大体40文字になるといわれています。ということは、80文字で解答する場合は文章が2つ(解答要素が2つ)、100文字の場合は文章を2~3つ(解答要素が2~3つ)ということになります。このことは、過去のブログ記事でも多く書かれていますが、私の感覚でも確かにその通りでした。

与件文の1行は38文字

与件文の1行は38文字で書かれています。与件文からキーワードを抜き出す場合、1行の半分を抜き出すのであれば20文字、4分の1を抜き出すのであれば10文字と考えることができます。私は当初、これを知らずにいちいち文字数を数えていたので、与件文からキーワードを抜き出す際も時間がかかっていました。与件文の1行は38文字ということを覚えてからは、与件文から文字数をカウントしてキーワードを抜き出すといった手間を省略することができました。

【参考】100字訓練

合格者の中には、ある文章や1次知識を100字に要約することで100字を書く感覚を養ったという方もいます。私は実施していなかったのですが、その方法は下記のブログ記事に投稿されていますので参考にしてみてください。また、EBAでは100字訓練に特化した講座もあります。

きゃっしいの解法実況@事例Ⅱ & 5分でできる!1次と2次をつなぐトレーニング方法(クリックすると記事のURLへジャンプします)

EBA中小企業診断士スクール 毎日配信!100字訓練(クリックすると記事のURLへジャンプします)

私の場合は合格までに4年もかかっており、過去問や予備校の模擬試験を繰り返し解いてきたので100文字を埋めるための文章構成の感覚は自然と身についていましたが、最初からこの100字訓練をやっておけばよかったと後悔しています。

さいごに

いかがでしたでしょうか。解答用紙の書き方には正解がなく人それぞれですが「他の人がこう書いていたから、私もこうやって書く」ではなく「〇〇するために、私はこうやって書く」といった感じで自分のルールに意味を持たせることが重要だと私は考えます。これは解答プロセス全体に言えることです。試験時間80分というのは、合格率を20%以下にする絶妙な時間設定になっています。一方で「キレイな文章を書くこと」と「書くスピードを速めること」はトレードオフの関係にあります。重要なことは採点者に「この人わかっているな」と思わせることです。80分という限られた時間の中で、どのようにすれば採点者に伝わる文章が書けるか考え抜くことが必要です。また、文章を書くスピードはある程度慣れで向上することができますので、繰り返し書くということをオススメします。

明日も、タニッチです。

ではまた!

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