誰でもできる!2次試験勉強法④:事例Ⅳ(ファイナルペーパーなし)

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1人でこっそり勉強するあなたを応援したい!事務局&事例Ⅱ分析チームのたかしです。

2次試験まで1カ月。まだ時間はあります。本番に向けて再現度の高い勉強を進めてもらえればなと思います。

さて、今回は事例Ⅳの勉強法について取り上げます。

私の勉強法はかなりシンプルだったので書くかどうか迷っていたのですが、事例Ⅳだけ書いていないのも少し気持ちが悪かったので書くことにしました。

いつもように言い訳ですが、決して飾らず、等身大の独学者の姿をお見せするようにしています。つっこみどころもあると思います。ぜひ「使える部分だけ参考にしよう」というスタンスでご覧ください。

使用する教材を絞る

事例Ⅳに限った話ではないですが、使う教材を無暗に増やす必要性はあまりないように思います。

事例Ⅳは他の事例と違って答えがほぼ分かっている試験でもありますし、その考え方・解き方を確実に身に着けたうえで、計算の精度を高めていくことが重要です。

そのためには、色々なテキストや問題集に手を伸ばすよりも、同じテキストや問題集を繰り返し使用する方が効率的だと思います。

テキストや問題集は「これでないといけない!」というものはないですが、私の場合は以下の2冊を使用しました。

  • 事例Ⅳの全知識&全ノウハウ
  • 30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題集

この2冊で十分でしたし、逆に繰り返し解くことを前提にするならこれ以上に広げている余裕はない、というのが正直なところでした。

問題を解く&復習するをひたすら繰り返す

事例Ⅳの勉強は、考え方を理解すること、それが身について使えるようになること、計算を間違えないようになること、この3つが重要です。

これには、問題を解く→復習するというサイクルを回し続ける以上に効果のある勉強法はないでしょう。

もちろん、「考え方を理解する」という過程では、有名な先生の授業等を聞いた方が理解しやすいかもしれません。一方で、解説を読めば十分に分かるものも多く、その場合はテキストを読む方が手っ取り早いこともあります。

いずれにしても、まずは問題を解き、理解できていないことを復習の中でクリアにするのが最初のステップです。

考え方が理解できたら、それを使いこなせるように反復練習することで体に覚えこませます。テキストや問題集を使って、繰り返し問題を解きましょう。

事例Ⅰ~Ⅲと異なり、「年度ごとに問題を解く」のではなく、「問題の種類ごとにまとめられているもの(=テキスト・問題集)を解く」ほうが体が覚えやすいのでお勧めです。

さらに、理解していて、体で覚えてはいても、全てを台無しにする「計算ミス」を極力減らす訓練も必要です。

これも問題を解き復習する中で、「自分はどこで計算ミスをしやすいのか」という傾向をつかむことで、ある程度対処が可能になります。

ここまで「問題を解く&復習する」しか言っていませんが(笑)、逆に言えばある程度は「量が質を保証してくれる」のが事例Ⅳの特色です。

事例Ⅳだけに力を注ぎすぎるのも問題ですが、この事例を苦手なままにしておくのは非常にもったいないので、ぜひ反復練習のなかで「確実に60点は取れる」状態にもっていくことをお勧めします。

事例Ⅳはできるだけ毎日解く

考え方・解き方・計算の精度が問題演習と復習によって磨かれるというのは先述の通りです。

そしてやっかいなことに、少しでも事例Ⅳから離れると、これらは確実に鈍ります。そして、取り返すのにまた時間がかかります。

他の事例の勉強もある中で大変ではありますが、できるだけ毎日事例Ⅳの問題を解く時間をつくりましょう。時間が限られていれば1問だけでもOKです。

私も最低2日に1回は事例Ⅳに触れるようにしていましたし、結果的にはそれでよかったと思います。

事例Ⅳで60点以上を確保する!

事例Ⅳは、しっかり量の演習さえこなせば「点数の計算がしやすい」と思っています。

どんなに得意であろうと計算ミスや記述問題もあるので高得点が取れるとは限りませんが、「少なくとも60点以上は取れる」状態には十分持っていけるはずです。

まだ試験までは1カ月あります。「他の事例の足を引っ張らない」レベルまで持っていけるよう、なんとか時間を捻出して「演習&復習」に取り組んでみてください。

さて、明日は実務補習を経験してパワーアップしているRYO@福岡です。今回はどんな話題を提供してくれるでしょうか?お楽しみに!

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