模試を活用して、文章の癖を認識していこう！

8 4月, 2015 ２次試験, 多年度生向け, 試験全般

多年度生合格ナビゲーターのポンポロです。

４月になって１週間ほどが経ちました。お花見シーズン真っ盛りですが、受験生の皆さんはもうお花見はされましたか？

ポンポロも先日お花見へ行きました。中小企業診断士試験にようやく合格して、初めての春でしたので、桜の美しさも去年までと違い格別でした。来年、皆さんが合格されて見る桜が格別なものとなるよう、ふぞろい８合格ナビゲーター一同、今後もさまざまな情報を提供していきますので楽しみにしていて下さい！

さて、中小企業診断協会から平成27年度の試験日程が公開されました。今年度も昨年度と同じく10月第4週目の日曜日が決戦の日（２次試験）となりました。そこから逆算すると、大体残り７ヶ月位、１次試験を受験される方は６～７月は１次試験に専念されるでしょうからあと５ヶ月位が２次試験に充てられる期間となります。この限られた期間のなかで、特に２回目以上の受験生は「今年こそ」上位約20％と評価される解答を作成できる実力を身に付けなければいけません。

今、ポンポロは敢えて、上位約20％に「入れる」ではなく「評価される」という言葉を使いました。それは、２次試験の解答は一人ひとりバラバラなため、採点者に「評価される」ことが重要になるからです。自分の書いたことを最大限評価してもらうためには、前回のブログで書いたように、解答の型にこだわってわかりやすい文章を量産できるようになることが大事です。

その訓練には、自分１人だけではどうしても限界があるので、模試といった客観的な目で評価してくれる機会の活用が重要になります。

多年度生は、これまで何度か模試を受けたことがあると思います。ただ、受けた後の活用は？となった場合はどうでしょうか。「点数が良かった、悪かったで一喜一憂するだけだなぁ」「事例Ⅳ対策の計算問題集として、計算問題だけ復習しています」など、色々な声が聞こえてきそうです。

でも、ここはひとつ、「自分の文章の癖を認識する」ことに最も重点を置いてみてはどうでしょうか。

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勉強会などとは違って、模試は予備校が有償で実施しているため、採点も一定の能力を持つ「プロ」が行っていると考えられます。プロの採点者からのコメントや、点数を貰えている部分または貰えていない部分をよく眺めてみてください。「安定して得点できている部分」「得点を貰えると思って書いてもなぜか貰えない部分」など何か見えてこないでしょうか？

そう、それこそが今回のテーマである「文章の癖」なのです。

自分の文章をわかってくれない採点者が悪い！という人もいるかもしれませんが、２次試験で評価されるのは、特徴のない、でも誰が読んでもわかりやすい文章だとポンポロは考えています。

模試の採点者はプロなので、アマチュアとは違い、わかりやすい文章かどうかで評価をしていると思います。

そういった場でたびたび指摘される部分が、「もう合格していてもおかしくないのに、あと一歩届かない原因となっている文章の癖」なのかもしれません。

模試などで指摘される文章の癖へのダメ出しからは、どうしても目を背けてしまいがちですが、これを「合格へのカギ」と捉えてどんどん吸収、改善し、誰でもわかりやすい文章を量産できるよう頑張っていきましょう！これができるようになると解答の型も次第に意識せずにできてくるはずです。是非参考にして下さい。

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ポンポロは診断士試験というひとつのハードルを越えて、今このブログを書いていますが、実はこれが発信されるまでにメンバーからいろいろ「ダメ出し」を貰っています。試験に合格するだけの文章力を手に入れたはずなのに、それはもう大量のダメ出しを貰っています、文章力向上に終わりはありませんね（笑）

次回は、我々ふぞろい８の中でも文章を書かせたらピカイチなスト生ナビゲーターのとりっちが登場します。彼女の秀逸な文章とポンポロの文章を比べてみて下さい、ここまで読んでいただいた方ならきっと何かを感じ取ってくれるはずです。文章の癖というものを…。

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