受験を重ねて「裸の王様」になる!? を避けるコツ

6 4月, 2015 １次試験, ２次試験, 多年度生向け, 試験全般, ふぞろいプロジェクト, セミナー

こんにちは！

多年度生合格ナビゲーターのすぎっちです。

今回から合格ナビゲーターは毎日日替わりで記事をアップしますので、あらためてよろしくお願いします。

東京、大阪も桜のシーズンも終わりですね。春は終わりと始まり、時の流れに区切りをつけて意味を持たせる季節ですね。4月後半にはGWに突入し、１次対策は後半戦に入り、予備校では２次試験の模試が多く開催される時期になります。

前回は「やる気ダム」や「知識ジャブジャブモデル」のお話をしましたが、覚えていらっしゃるでしょうか。忘れてしまった方は過去記事をご参照ください。みなさんの現在のやる気貯水量はどのくらいでしょうか？春になってやる気ダムも決壊寸前になっている方も多いかもしれませんね。

前フリはこのくらいにして、前回「２次試験の敗因分析と勝ちポイントの抽出（合格戦略の策定）」についてお話しました。その後、合格戦略の策定はされましたでしょうか？ GWに入ってしまうと怒涛の1次直前期に入ってしまうので、多年度生は、GW前の今ココで、２次試験の敗因分析と勝ちポイントの抽出を行い、合格戦略の策定をぜひ、行ってみてください！

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さて、多年度生の方は、２次試験の受験経験もあり、２次試験に使う１次知識もジャブジャブという方も多く、勉強会では重鎮化し、模試でもそこそこの成績とれており、「経験を重ねること」によるアドバンテージを得ていると思います。今回はココに焦点を当ててみたいと思います。多年度生のみなさんは、最近「他者からのフィードバック」を受けていますか？初年度の頃は、様々なフィードバックの機会があったかと思うのですが、勉強会でも重鎮化し、最近はなかなかフィードバックをされる機会が減っているのではないでしょうか？　そういう多年度生のみなさん、危険信号です。

最近、すぎっちが勉強している人材育成分野で語られるマジックワードをワンセンテンスで言うと、「人は他者にひらかれてこそ成長する」ということのようです。つまり、「人の成長は個人には完結できない」ということになります。

代表的な実例として、「あのタイガーウッズでさえもコーチが必要」。ゴルフの世界には、タイガーウッズよりも名プレイをするコーチはいないでしょうが、タイガーがどんなに能力が高かったとしても、コーチからの「他者からのフィードバック」は必要であるということになります。

つまるところ、「どんなに受験年数を重ねて熟達しても、他者からのフィードバックは必要」である。

逆にいえば、「受験年数を重ねたから、オレは王様だ！」とか「1次知識もたくさんあるから大丈夫だ」というのは、非常に危険な状態ということになるのでしょう。それは、つまり「裸の王様」になっているかもしれません。イメージにするとこんな感じでしょうか？

今回もなんとも言えないイラストでしたね（笑）。今回は「経験を重ねることと他者からのフィードバック」ついてご紹介しました。受験年数を重ねて経験値が高まるほど、お互いに「指摘しにくい状況」が生まれ「誰からもフィードバックを受けない」状態がつくられがちです。しかし、合格のためには事態は逆で、経験を重ねたからこそ、「他者からのフィードバック」を必要としていると思います。GWには、予備校の２次試験の模試も開催されるので、その機会を活用して意見交換してみるのがオススメです。

ふぞろい８発刊に向けて、執筆プロジェクトも進んでいます。原稿が完成し、入稿しました。みなさんのお手元に届くのは6月中旬頃になると思います。それまで、楽しみに待っていていただけると幸いです。ふぞろいでは大阪と東京で1次試験、2次試験対策に役立つ春セミナーを開催します。ぜひ、ご参加いただけるとうれしいです。

次回は、決算期到来でとにかく忙しい２年目生合格ナビゲーターのヨッシーです。独学受験生の強い味方ヨッシーの記事は必読です。これからもふぞろいな合格ブログをよろしくお願いします(＾＾)/

GWこそ、裸の王様ではなく他者に開いてみませんか。

そしてふぞろいブログは続く

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