最後まで全力で戦い抜くためのヒント

同友館
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こんにちは。オオサワです。いよいよ本試験が目前に迫ってきましたね。

診断士試験では、80点とれる実力の人が50%の力しか出せずに自滅したり、逆に50点しかとれない実力の人が120%の力を出して合格することがあり得ます。

せっかくここまで勉強してきたのに、自滅してしまっては悔やみきれませんね。悔いなく最後まで全力で戦い抜くにはどうしたらよいでしょうか。

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●「もうダメだ」と思ってもあきらめない

「自分は落ちたと思っていました」と言う合格者が意外に多くいます。それでも合格できたのは、落ちたと思っても最後まであきらめずに問題を解いたからです

もしあなたが試験中に「失敗した」「もうダメだ」と思っても、そこであきらめないでください。事例IVの最後の1分まで、丁寧に問題を解ききってください。「もうダメだ」と思って手を抜けば、その瞬間に本当に「もうダメ」になります

 

 

●意表をつく問題には冷静に対応する

予想外の出題形式だったり、初耳の用語が出題されたら、深呼吸してから対応方法を考えましょう。あれほど勉強してきたあなたにとって予想外だったり初耳なのならば、大半の受験生も同じ状況のはずです。落ち着いて対応してください。

平成24年度の事例IIの第3問で出題された「コーズリレーテッド・マーケティング」は、初耳だった受験生も多かったと思います。しかし、初耳でも冷静に対応して合格できた人もいるのです。

 

 

●論述問題は、とにかく埋める

論述問題は、わからなくてもとにかくマス目を埋めてください。白紙だと0点確実ですが、何か答を書けば、悪くても0点、もしかしたら1点以上とれるかもしれません。答が間違っていても、白紙より悪い点になることはありません。書いた方がトクです。

事例IVでは、まず計算結果を答えてその数値をもとに論述する問題が出ることがあります。その場合、たとえ計算結果が書けなかったとしても、「おそらくこういう結果になるのでは」と当たりをつけ、論述を書いてください。もしかしたら加点されるかもしれません。

どの問題でも1点でも多く取ることを目指してください。もしあなたが合否のボーダーライン上にいたならば、その1点が合否を分けるかもしれません。

 

 

●どうしても覚えられない暗記項目は、試験開始直後に書き出す

何回覚えても忘れてしまい、「これが出たらどうしよう」と不安な暗記項目や公式は、試験の開始直前に無理やり覚え、開始直後にとりあえずその暗記項目を問題用紙に書き出しておきましょう。「これでもう忘れても大丈夫」と気を落ち着けてから問題を読み始めましょう。

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●あと80分がんばるのと、あともう1年がんばるのと、どっちがラク?

二次試験は、難しい問題を長時間解き続けるので、気力を保つのが大変ですね。特に事例IVは、疲れがピークに来ているときに複雑な計算をしなければならないので、めんどくさくなったり、頭が回らなくなったりします。「疲れた。もうどうでもいいや」という気になりませんか?

そんなとき、「あと80分がんばるのと、あともう1年がんばるのと、どっちがラクだろう?」と自分に聞いてください。そして「あと80分がんばるほうがラクに決まってる。絶対に今年合格するぞ」とつぶやいてから、最後の力を振り絞りましょう。

 

 

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