U2は、去年の今頃、事例Ⅰ~Ⅲについては、ある程度の解き方も確立され、土台は固まった(というより固めたと思いこんだ)という状況。
そんな状況でのラスト一週間。 U2は何をしたのか?
それは、ほぼ事例Ⅳ対策Only。
(事例Ⅰ~Ⅲは、ミスの傾向や事例別の特徴などを中心に、毎日朝晩ファイナルノートを見直していました。)
もしまだ何をすべきか迷っているなら、最後は事例Ⅳ対策に没頭してはいかがでしょうか?
(やるべきことが決まっているなら、是非そちらを最優先して下さいね★)
では、なぜ事例Ⅳ対策なのか?
結論からいいますと、より伸びしろが大きい勉強が可能なため、点数に直結しやすいからです。
例えば、一次試験で言えば、直前期に企業経営理論を20時間やるよりも、経営情報システムや中小企業経営政策を20時間やったほうが、点数に直結しやすい、というのと同じ理屈です。
それは、事例Ⅳの特徴からきています。
CVPやキャッシュフロー、NPVなどの公式が、すぐに頭に浮かびますか??
そして、それは何のための公式でしょうか??
そう。事例Ⅳは、知っているかどうかが、点数に大きな影響を及ぼすのです。
では、具体的に何をすべきかといえば、次の通り。
まず、問われている論点を最終確認する意味でも、事例Ⅳの過去問や参考書の目次を開いてみましょう。
そして、一枚の紙に書き出します。
あとは、①頻出論点の順位にABC、②自分ができると思う論点からABCとランクを振り分けます。
そして、「①A(頻出論点)+②C(苦手)」の順番から弱点を潰していく、というシンプルな方法。
「そうは言っても今からじゃ時間的に厳しいよ」という場合でも、これはおススメです。
A(頻出論点)でCランク(苦手)は、最低限のところまでは必ず押さえるべきですが、自分がどの分野が苦手であるかを理解しておくだけで、仮に本試験で出たとしても、潔く捨てる覚悟がつきます。
点数を拾えるところを必ず拾うという意味で、他の苦手ではない論点に時間を割き、解答することができます。
この判別がついていないと、中途半端な意識で、中途半端に手をつけて、結果、点数に結びつかないことが一番怖いです。
さらには、本来点数を拾えるところを時間不足で取りこぼすことになりかねないリスクまで存在します。
不安も大きい事例Ⅳですが、今自分ができるベストを尽くして、自信をもって望んでくださいね。
ラスト一週間。
財務漬けの日々が、最後は皆さんの背中を押してくれると信じます。
U2でした。