実務補習15日

同友館
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こんにちは。自分のことで精一杯だよ!利己主義な多年度合格ナビゲーター
シュホンニと申します。

そろそろ申込が始まる時期でしょうか。
参考までに私の体験談を。

 

【事前準備】
3日前くらいに、指導員からメールがありました。診断企業の概要と初日までの課題が記されています。チームはどうやら4名。5日という時間は決して十分ではないので、今この瞬間からメンバー同士でコミュニケーションをとり、初日までに診断の進め方について議論しておくよう指示がありました。

資料に目を通し、各々自己紹介のメールを発信するも、みな遠慮がちなのか議論らしき雰囲気は生まれず。

【1日目】
指導員及びメンバーと顔合わせ。
挨拶も早々に、現時点での進捗に対し叱責を受ける。

「議論しておいてって言いましたよね?」

企業訪問するも、準備不足で収穫は不十分。

その後の議論も進捗はいまいち。指導員はほぼ無言。

最後に、今晩の課題だけ提示してもらう。

「各々、今回の提案の骨子だけはきちんと作成してきてください」
「結論と論拠、それぞれのパートで何をメッセージとするか」

【2日目】
4名が順に、考えてきた骨子を発表。
4名が順に、指導員から罵倒される。

「それっぽく構成してきただけですね」
「中身が薄い」
「楽してきましたね」

翌日からは個人ワークに入るので、何とかチームとして1つの骨子を作成。役割分担をして解散。危機感から、飲みに行くような雰囲気は皆無。

【3日目】
個人ワークの結果を発表。
ちょっとこの部分はまだ検討中なのですが・・など、甘えた発言がつい漏れる。

指導員
「・・・。」

【4日目】
行き詰まる一同。

午後になり、見かねた指導員がヒントを与え始める。ヒントを材料に、再度、情報の収集・整理・統合に努める。当然定刻には間に合わず、24時までに成果物を提出する旨を約束。

【5日目】
4時から指導員のフィードバックを確認。9時までに修正して再提出。

この時点でも大量の赤が入る、14時まで修正を繰り返す。

クライントとのアポまで後1時間。

細かい修正はもうできず、60ページ程のレポートを印刷しタクシーへ飛び乗る。

製本する間もなく、タクシーの中でページの順番を並び替える。

結局、15分遅れで企業に到着。無礼にも紙の束のまま提出し、報告を終える。


伝えきれませんが、この1クール目が強烈な経験でした。クライアントの期待を超える困難さを痛感しました。ちなみに、指導員を少し冷たい印象で書いてしまいましたが、本当は暖かい方でした。我々を思っての指導スタイルであり、診断士としての圧倒的な実力を尊敬しています。

2クール目からは異なる指導員で、診断の進め方もがらっと変わりました。

指導員に関わらず言えることとしては、

「15日コースだと後半怠ける」(人が多い気がする)

が個人的な感想です。

メンバーの人となりも把握し、最終日までの段取りも分かっているので、悪い意味で要領が良くなるというか、楽をし始める気がします。

実務補習は5日にして、後は違う体験をするのもアリだと思いました。

15日コースを受ける目的にも依るので、参考程度にしていただけると幸いです。


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