皆さん、いつもふぞろいブログをお読み頂き誠にありがとうございます。
コツコツやればいつかきっと花開く!独学多年度合格ナビゲーターの☆はる☆です。
口述試験を受けた皆さん、お疲れ様でした。遅刻や欠席、沈黙で一言も話せなかったという事が無ければ、きっと無事に合格していると思います。12月25日の合格発表というクリスマスプレゼントを、是非楽しみに待っていて下さいね。
そう言えば、先日ふぞろいの口述試験セミナーを東京で開催した際、以前に僕の書いた2次筆記試験の解答作成手法のブログ記事を読まれた参加者から、「☆はる☆さんがブログに書かれた『いっしーメソッド』を活用して合格しました!」という嬉しい報告をもらいました。
これまでこのメソッドを活用したのは、僕の知る限りですが、いっしーさん(ふぞ10)→ゆうちゃん(ふぞ11)→☆はる☆( ふぞ12)→そして今回の合格者と、4年連続で合格者を輩出。しかも合格率は100%です。毎年一人しか採用してないメソッドなだけかもしれませんが、彼がまた次の代に引き継いでくれたらなと思います。
さて、今日の本題ですが、来年に1次試験を受ける方(保険受験者含む)に向けて、マイルストーンとして中小企業診断士以外の他資格にも挑戦してみませんか?という内容になります。
中小企業診断士の1次試験は7科目と幅広い知識が必要になりますが、僕は回り道になるかもしれませんが、知識の定着度の把握や勉強するモチベーションの維持も兼ねて、関連性の高い他の資格取得も並行して実施していました。
例えば次のような資格です。
2月:日商簿記検定
僕の場合、もともと数字的な事が苦手で、「財務・会計」の勉強を始めた際に全く頭に入ってこない状態でした。そこで基礎から身に付ける必要性を感じて日商簿記検定に挑戦する事にしました。財務・会計の出題範囲を鑑みると、3級では物足りなく、工業簿記も入ってくる2級がターゲットになります。約2カ月間の勉強期間を経て、同じ日の午前午後で2級と3級の同時受験をしましたが、結果としては3級のみ合格でした。ただ、この2カ月で学んだ事が、1次試験の財務・会計で76点と、得点源につながったと考えています。
因みに、日商簿記検定は11月にも実施されます。10月の2次筆記試験を受けた後に12月の合格発表が出るまでモヤモヤする期間があるのですが、2次筆記試験を受けた直後の高いモチベーションの向け先として、11月に日商簿記検定を受けるという使い方もあると思います。
4月:応用情報技術者試験
「経営情報システム」対策として、応用情報技術者試験(AP)を受けました。因みにIPAの試験で基礎的なレベルのものとしてはITパスポートがありますが、何故基礎も無い自分がいきなりAPを目指したかというと、APの資格を持っていると、1次試験における「経営情報システム」の科目免除を受けられるからです。とはいえ、4月のAPの合格発表が6月下旬なのに対し、中小企業診断士の1次試験の締め切りが5月下旬なので、あくまでも科目免除の権利が発生するのは翌年以降になりますのでご注意ください。
因みに、APは10月にも実施されますが、試験日は中小企業診断士の2次筆記試験と被ります。1次試験が自己採点で残念な結果だった場合に10月にAPを受けるという選択もあると思います。
6月:ビジネス法務検定
「経営法務」対策として親和性が高いのがビジネス法務検定と言われていますが、僕自身はこの資格には挑戦していないので詳細は把握しておりません。
7月:リテールマーケティング検定
「運営管理」対策のうち、店舗管理に関して関係性が高いのがリテールマーケティング検定(販売士)です。合格率は60.3%(2級)、67.5%(3級)とあまり変わりがないので、僕の場合は2級のみ挑戦し合格しました。因みに2級と3級はマークシートのみですが、1級はマークシートに加えて筆記もあり、合格率も24.3%と極端に低くなりますので、中小企業診断士のついでに挑戦するには、負荷が高いと思います。診断士仲間には1級を既に取得している方もちらほらとおり、僕も出来れば来年あたりに1級に挑戦しようと考えております。
尚、リテールマーケティング検定の試験は2月にも実施されます。財務会計が得意で日商簿記検定を受ける必要のない方は、リテールマーケティング検定を2月に受けるという選択もあると思います。(1級試験は2月のみ実施)
因みに、7月にはビジネスマネジャー検定という資格も実施されます。この資格は中小企業診断士の勉強をしている方にとっては、市販テキストを買ってざっと頭に入れる事で、それほど負荷がなく取得可能な資格となっています。僕は多年度受験生でしたので、知識とモチベーションを維持する事を目的に、この試験を受けました。将来の管理職を目指す方等、試しに挑戦してみては如何でしょうか?(12月にもあります)
以上が僕が中小企業診断士の受験生時代に受けた他資格なります(ビジ法除く)が、あくまでも目標は中小企業診断士の合格であり、他の資格は関連性があるのでついでにとっておこうという「主従」のバランスは意識していました。他資格の取得に時間をかけすぎてしまい、中小企業診断士の勉強が疎かになってしまっては本末転倒ですからね。この他にも関連資格は多数あると思いますが、皆さんの特性に応じて、取捨選択頂ければと思います。
ということで今日はここまで。明日は自分のことで精一杯だよ!利己主義な多年度合格ナビゲーター シュホンニの登場です。乞うご期待!