坂本竜馬ゆかりの地に立ち

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皆さん、こんにちは。
中小企業診断士の同期のブーちゃんです。
「ふぞろい」の前身「続々・80分間の真実」のメンバーを務めさせていただいたご縁で、ふぞろいブログへの寄稿の機会に恵まれました。
診断士になり、経営者さんに助言をする機会では、ベースの知識と現場感覚の両方が必要と感じます。
診断士試験は簡単な試験ではないので、試験対策のテクニックや割り切った暗記も必要ですが、受験勉強の段階ではぜひ、ベースの知識の習得を大切にしてほしいと思います。現場感覚は合格すれば心がけ次第で嫌でも勉強できます。
最近、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」全8巻を読みました。
歴史好きには読むだけでは飽き足りず、小説の舞台としてたびたび登場する京都・伏見の寺田屋へ行ってみました。この寺田屋、幕末には薩摩藩士や坂本竜馬が大阪・京都を行き来する際によく利用していた船宿です。
小説「竜馬がゆく」では、「後に竜馬の妻となるおりょうさんが風呂に入っていると、竜馬を捕らえるために寺田屋を囲んでいる奉行所の捕吏に気づき、素っ裸のまま階段を駆け上がり、竜馬に危機を知らせる名シーン」が登場します。実際の寺田屋にはそのお風呂や階段、刀傷がそのまま残されており、歴史的事件の現場はとってもリアルでした。これに小説で読んだ名シーンの記憶が重なり、イマジネーションが膨らみ、何とも言えない歴史のロマンを感じます。
ただ、こんな歴史のロマンも、小説を読んだベースの知識があってこそ。ここがどういう場所か、事前の知識がなければ、歴史のロマンなんて感じられません。この歴史のロマンの感覚は、経営者への助言でも同じではないかと、坂本竜馬ゆかりの地に立ち感じました。
試験対策も必要ですが、ベースの知識の習得をぜひ大切にしてほしいと思います。
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