多数派を意識する【後編】

同友館
doyukan_logo

こんにちは。自分のことで精一杯だよ!利己主義な多年度合格ナビゲーター
シュホンニと申します。

前回の続きです。一応前編はこちら


多数派に属するためのトレーニングとしては、「他人の答案を視る」が効果的だと思います。

手っ取り早いのは4~5名くらいの勉強会ですね。

予備校に通っていれば、講師が組織してくれるかもしれません。

通信や独学の方は機会を得るのが難しいかもしれませんが、セミナーなどで勉強仲間を見つけて、取り組んでみても有意義かと思います。

私は予備校の講義の中でクラスメイトの答案を視る機会がありましたので、有難く活用させていただきました。

事例を解いた後に5人くらいのグループで答案を回し読みします。その後、自分はこう考えた、とか、○○さんのこの解答いいですね、とか思いつくことをディスカッションします。

もし、このような場に参加する機会があれば、こっそり気を付けていただきたいことがあります。

それは、「自分の解答の妥当性を主張する場ではない」ということ。特に、自分が少数派に属した場合です。

自分なりに考え、正解と思った観点について、その他4名が誰一人触れていなかったとしたら、本試験では不合格組にまわっている可能性が高いです。

【前編】の繰り返しになりますが、確率としては、主観に陥り模範解答から離れてしまった可能性が高いです。

このとき、自分の思考や着想に固執し正当性を主張すればするほど、合格組との距離が離れていくでしょう。

不幸なことに、昨今の風潮では、他人の意見を否定することがタブー視されていると感じます。

そのためディスカッションのメンバーは、少数派の答案に対しても「なるほどですね」など、優しく共感を示してくれるでしょう。

何なら、「その観点なかったですわ~」と、敬意すら払ってくれるかもしれません。

実のところ、未来の合格者はそのように発言しながら、少数派の偏った解答を反面教師にして、あぁはなるまいと念じながら、 淡々と自己のプロセス改善に励んでいることと思います。

勉強会は「多数派の考え方を知る」、そんな意識で臨んでいただくのが好ましいと考えます。


勉強会が難しい方には、参考にならなかったかもしれずすみません。

代替手段としては、手前味噌ながら是非ふぞろいを活用いただければと思います。

シンプルに、多数の合格者が使用したキーワードを抽出しています。

ご自身の答案と繰り返し比較することで、合格組の着眼点が見えてくることと思います。


明日は、世界どこでも勉強できる♪ストレート合格ナビゲーターおかじの登場です。


「この記事が参考になった」と思った方はクリックをお願いします!
SNSでフォローする