受験生のみなさん、1次試験お疲れさまでした。私は大阪会場の応援に行っていましたが、皆さんの緊張感がこちらにも伝わってきて、なんだか私まで緊張してしまいました。
さて、今日からは2次対策に専念することになりますが、みなさん準備はできていますか?私はこの準備が遅れてしまったことで、2次対策に集中して取り掛かったのがお盆明けになってしまいました。
そんな経験から、今日は皆さんにアドバイスをしたいと思います。
目標が1次から2次に変わったことで、学習スタイルも大きく変わりました。一つが時間の使い方、もう一つが学習成果の評価方法です。
①時間の使い方
1次対策ではちょっとした隙間時間でも問題を解くことができましたが、2次ではそうはいきません。最低でも80分机に座って問題を解く必要があります。1次の時は電車の中や昼休み、風呂に入っている時間に過去問を解くことで勉強量を確保していましたが、そういった隙間時間が使えないようになったことに戸惑いを感じました。
80分集中できる環境を整える、そして隙間時間にやることを決めておきましょう。
私の場合、家では集中できないので、起床時間を早めて外で事例を解くようにしました。また、隙間時間の活用方法として、過去に解いた事例の設問をノートに書きだしておき、時間のある時にそれを見て、そこから切り口を考えるようにしていました。
②学習成果の評価方法
1次対策では解答が明確であり、自分の解答を評価することは簡単でしたが、解答が公開されていない2次試験ではそうはいきません。
自分の解答がいいのか悪いのか評価できない⇒モチベーションが上がらない⇒事例解くの面白くない⇒解く事例数がなかなか伸びないという悪循環に陥っていました。
自身の解答をどう評価するのかを決めておきましょう。
私の場合、解法と解答の2点で評価するようにしました。
解法の評価方法は、チェックリストを作成し、事例を解いた後にチェックリストに記載された項目が実施できたかチェックするというものでした。
参考までにチェックリストの項目をいくつか挙げておきます。
・事例企業の課題すべてに線を引く
・上記課題を解決したかチェックする
・結論先行
・わかってますよ感を出して解答する(※意味わからなくてすみません)などなど
事例を解いた後に、今後チェックしたい項目が増えれば付け加えるし、不要であれば削除します。こうすることで自分なりの解法というのを作り上げてきました。
そして、解答の評価方法はもちろん、ふぞろいを使ったものです。
キーワード採点を使って定量的に評価し、さらに再現答案を使って定性的に評価していました。
キーワード採点では点数が出るので事例を解くモチベーションが向上します。しかしながら、文章の読みやすさや論理性までは評価できません。ふぞろいには合格+A答案からC,D答案まで掲載されており、設問ごとに自身の解答とそれらの再現答案を比較し、自分の解答がどのレベルにあるのかをチェックしていました。
評価方法が決まったことで事例も数をこなせるようになり、10月にはフルタイムで働きつつ1日4事例の量産体制を作ることができました!!
まずは事例を解く時間を作って、解いた事例を自身で評価できる体制づくりをおすすめします。
明日はかわともがお送りします!