【2次】テクニックだけで受かりたくない! 企業診断力を備えた、本当の診断士になるために

同友館
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事例2&再現答案を担当したゆーみんです。

ついに2次シーズンが始まりましたね。80分間のベストプラクティス、マーカーの使い分け、復習シートの作り方…と、情報が襲ってきます!!ひゃ〜((>_<;))))

事例を解ききるのはいつも時間ギリギリ、たまに時間オーバー、時間内にもっと効率良く解く方法はないのかっ…!

 

おっと、2次試験向けの【テクニック】ばかり情報を集めていませんか?

2次試験の本質的な目的は、受験生が中小企業診断士にふさわしい人物かどうかを判断するために、事例企業や設問を立てて模擬コンサルティングを行い【企業診断力】を測ることだと思います。

企業診断力を測る方法として試験という形態をとっているだけで、決して2次試験をいかに効率的に解くためのテクニックを測っているわけではないのですが…。試験があまりに難しいので、与件文をどう読み解いて、どう100字くらいの解答に落としこむかのテクニックに頼りがちになっちゃいます。

 

「自分はこんなことを勉強するために診断士の勉強を始めたんじゃないっ…!」

 

たまに、こんな心の叫びが響きませんか?

でも大丈夫! 2次試験はものすごく実務的で、正しく捉えるとおのずと診断士の姿が見えてきます。

 

例えば、事例をこう捉えてみましょう。

与件文は、企業のヒアリング結果。

設問は、社長の質問。

解答は、私たちのコンサルティングペーパー。

 

2次試験は、まさに、普段プロの診断士が行っているコンサルティングをぎゅっと凝縮したようなものと思います。 設問やマス目がそれを惑わせているだけです!

特に過去問は 、実在の 企業をモデルにしているとも言われています。 プロの診断士による、よく練られたコンサルティング事例。予備校や合格者の模範解答がいっぱい出回っていて、ふぞろいで添削もできる。こんなに整ったコンサルティングの予行練習は、他にあまり見ませんよね。

 

他にも、読みにくい文章はうまく伝わらない頭でっかちの持論炸裂では質問の意図とズレていることがあるグループワークが良い結果を生むなど、2次試験の勉強を通してあらためて気づく基本的なことも多いと思います。

 

2次試験の勉強は、合格後の実務補習や、実際のコンサルティング活動の良い準備となります!

たくさん事例を解いて、たくさん対応策の引き出しを作って、中小企業診断士としての活動に備えましょう!!

 

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