みなさん、こんにちは。Ozです。
お盆の季節も終わりを迎え、今日から日常生活が始まった方も多いのではないでしょうか。
お盆休み中の勉強進捗具合はいかがでしたか。
二次試験は事例一問が80分間と設定をされています。一次試験対策とは違い、細切れ時間の活用が難しい。そのため、まとまった勉強時間の機会はありがたいものです。
とはいえ、日常生活に戻るとこのようにまとまった勉強時間が取れないことも、また事実。
そこで、私は仕事上で積極的に「添削」を行っていました。
対象は仕事で回ってくる資料やメールなどの活字諸々です。
文字通り、人様が書いた文章は客観的に見ることが出来ます。
そうすると、あら不思議。
意外と周りの人々は、物事を適切に伝える訓練は受けていないのだと判明します。
一般の方と診断士受験生はどのような点が違うのか。
主な差としては、下記の3点が挙げられます。
1.適切な返答
2.論理的記述
3.冗長性の排除
重要な順に1、2、3です。
1.適切な返答
適切な返答なんてみんな出来ると思いきや、意外と外す人がいるんです。
例えば、「明日晴れるか知ってる?」という質問に対して「晴れたら冷たい蕎麦を食べに行こう」みたいな感じです。いや、通常の会話ならありなんですよ。蕎麦食べにいくのも。
でも、ここで聞いているのはあくまで晴れるかどうかなんです。
2.論理的記述
二次試験対策をすると、人に対して優しくなります。
前提条件が提示されていないことや論理が飛躍していることに気が付きます。
自然と頭の中で足りないパーツを補う癖がつくようになります。
先ほどの例「晴れたら蕎麦」のフレーズ。
これは「晴れる」→「気温高くなる」→「冷たいものが食べたい」という構造。
二次試験の勉強が進むと「気温が高くなる」が抜けていると意識するようになるはずです。
3.冗長性の排除
中には、たくさん情報を詰め込む方もいらっしゃいます。
繰り返しの例ですが、また蕎麦で例えるとこのような感じです。
「明日晴れた場合、8月下旬の日中は恐らく34度近くになるはずであり、体温も非常に高くなるはずである。生理的欲求として水分および塩分の摂取が必要であると考えられるので、私は数ある冷たい食品の中でも、経口摂取しやすくコストパフォーマンスも良い蕎麦を食べたいと思う 」みたいな感じです。いや、長いでしょ。
裏を返せば、この1、2、3のポイントを押さえれば、分かりやすい文章になるはずです。
人様の添削を行う際はこのポイントを意識して行なってみてはいかがでしょうか。
あいつ出来るなと思わせながら、二次試験の勉強も捗り一石二鳥でオススメですよ。
Oz