みなさん、こんにちは。
継続は力なり!多年度生合格ナビゲーターのほっしーです。
5月18日に行いました東京セミナーで、ほっしーはパネルディスカッションを担当しました。その際、2次試験の戦略のひとつに「作業化」もうひとつに「パニック対策」を挙げました。
時間の都合上、パニック対策は項目のみしか触れておらず、休憩時間に質問を受けました。正直、とても嬉しく感じたほっしーでした。
というのも、個人的にはセミナーの中で、参加された方に少しでも響くこと、伝わることを目標にして挑んでいたのですが、項目だけしか伝えられていない「パニック対策」のことがあり、残念に感じていたからです。
その項目についての質問があったということは、少しは心に響かせることが出来たのかもしれないと感じたのです。
一人の方から質問されたということは、他にも興味を持つ方がいるかもしれません。
ということで、今日は、パニック対策について、お伝えできればと思います。
目次
ほっしーは、2度も試験中にパニックを経験しています。
最初は、1次試験中に時計を見て時間が足らないと感じた瞬間に、頭の中が真っ白になって思考が停止した経験があります。あとからそれが「パニック」と表現される現象だということを知ります。
当時は、「時間が足らない」→「どうしよう」→「この一年頑張ってきたのにもう一年?」→「・・・」→「思考停止」というマイナス思考になり、別に試験中にそんなこと考えなくてもいいじゃん!ってことが頭の中に、ワーッと浮かんでしまい、自分で頭の中を真っ白にしてしまったんですね。
2回目は、初めて受ける2次試験中で、最初の事例Ⅰでした。こちらも同じく時間配分が悪く時間が足らないと感じたときでした。
1次試験、2次試験共に1年に1度きりの試験です。緊張しないはずがありません。普段通りの実力を発揮したくても、心が乱れる要素が多くあります。短い試験時間、緊張、周りの人の貧乏揺すり、ため息、いつもより念入りに与件文を読みこんでしまう、挙げればきりがありません。そうした環境が試験会場にあることを分かってはいても、その緊張に飲み込まれる方も多いと思います。
パニックになってしまった際に、どう対処したら、復帰するか。その方法を知っていると『お守り』になります。知っているから大丈夫。もしパニックになったとしても、平常心に戻れればいつも通りに試験に取り組めます。その後の事例への影響も抑えられます。
では、どのように準備するか。
「ふぞろいな合格答案12」のコラムにその一端を掲載しています。気になった方は、ぜひチェックを!!
お薦めは、1次試験後に各支援団体でセミナーが行われます。その中で、「2次試験で100%の力を出し切るメンタルの作り方」というセミナーがあります。ほっしーは、一発合格道場さんのセミナーで、そのセミナーの存在を知ります。
「合ビル」で検索すると出てきます。
夏に複数回行われており、Webでの参加もできるようです。
このセミナーは中小企業診断士2次試験向けに特化しており、「パニック対策」だけでなく、2次試験までをどう過ごすべきか見つめ直す機会になりました。セミナーに参加したことで、実際にパニックの対処を体験することができました。言葉だけ知るのと、実際にパニック状態になりそこから復活するまでを体験、経験しておくのとでは随分違うと思います。
模擬試験でも実践し、本番でも対処できるよう準備しました。
「パニック」になっても大丈夫という『お守り』を持っていたこともあり、平常心で受け続けることができました。
1回目の2次試験事例Ⅰで起きたパニックは、セミナーを受けた後でしたので、パニック対策を即実践することになります。事例Ⅰでは失敗をしてしまいましたが、心の切り替えができ、事例Ⅱ、Ⅲ、Ⅳと平常心で受けることができました。その結果、239点という、あとちょっとのところだったことを後に知ることになります。もし、準備していなかったら、引きずって、もっと点数を落としていたと思います。この1点、紙一重ですよね。
2回目の2次試験では、「パニック」が起きても平常心を取り戻せること、「作業化」したいつも通りの解答手順の準備で、平常心で普段通りに試験に挑むことができ、合格を掴むことができました。
まずは、疑似的にパニックになってみる!想像の中で。試験時間が足らない!!どうしよう!!そうなったときに、何が頭によぎりますか?マイナス思考になるのではないでしょうか。そうなると頭の中が真っ白に。そんなとき、この順で。
①マイナス思考を切るように心の中で叫ぶ
②冷静になるワードをつぶやく
③腹式呼吸
④ポジティブなワードをつぶやく
実際に体験してパニックからの復帰経験を持っておくことで、試験では安心感半端ないですよ。
明日は、直感に身を任せた筋トレ人、もってぃの登場です。