こじらせ注意!!

同友館
doyukan_logo

こんにちは!ゆっくりぼちぼち行きましょう!多年度合格ナビゲーターそうちゃんです。
いよいよ新元号、新しき令和の時代の始まりが迫ってきています。
ストレート生の方々は、令和最初の合格者になるため、G.W.返上で頑張るぞ!という方々も多いのではないでしょうか?

しかし、単にガムシャラにやればいいというわけではないのが、多年度生の難しいところ。
勉強のし過ぎが仇になることがあるかもしれません。
今日はその辺の話をしようと思います。

▼勉強すればするほど合格可能性は高まる?

1次試験はその通りだと思います。
420点以上の得点は不要だと個人的には思いますが、時間をかけてカバーする論点を広げていけば得点力はどんどん高まり、落ちづらくなっていくでしょう。(収穫は低減していくとは思いますけどね)

ところが、2次試験はそうではないんです。
勉強方法によっては、やればやるほど合格から遠ざかっていく……。
なんて恐ろしい結末になる事も。

▼陥りがちな罠

さて、あくまで私見ではありますが、2次試験の合格が遠のきそうな勉強スタンスについて書いてみます。

2次試験に合格するには、事例の深奥に隠された真理を見抜かなくては!

これです。
2次試験そのものへの過剰な期待、合格者に対する過大評価からこう考え始めると黄色信号かもしれません。

勉強会などに参加していると、自分の気づかなかった視点を誰かが披歴することがあります。
確かに「あっ!」と驚くような鋭い分析、「はっ!」とするようなすごい気づき、ありますよね。
その時には同時にこう思ってください。

「これって80分で気づけるのかな?」
「これに気づかないと合格答案書けないのかな?」
「問題作成者が試したいのは、ここに気づくかどうかなのかな?」

勉強仲間や合格者の視点から学びを得て成長することは、非常に大事なことです。
しかし、本当にそれが合格に必要な事なのか、しかも「自分にとって」本当に必要なのか。
それを検討・吟味せずに「すごい視点」「すごいメソッド」に飛びつくと、こじらせ街道まっしぐら、ということにならないとも限りません。

▼「第三の眼」が開かないように

多年度の方は、既に「開眼」している場合も多いと思います。

「試験に受かる能力」には様々な面があるので、落ちた=開眼していないということではなく、別の面が原因かも知れません。

そこを真剣に考えず、単に「落ちた自分は実力的にまだまだなんだ。もっともっと勉強が必要なんだ」と短絡的に考えてしまうと、勉強が深くマニアックなものになってしまう危険性があります。

深くマニアックな勉強を重ねてしまった結果、既に開眼した両眼の他に、おでこに第三の眼が開いてしまうと厄介です。

普通の人が持たない視点、気にならない箇所が見えてしまいます。
こうなると、もはや合格赤信号です。
開いた第三の眼は容易に閉じてくれません。

もちろん、正しく真理を見抜く眼を開き、水準以上の素晴らしい解答を連発して合格する人もいます。
ただ確率の問題として、「合格する」ことが目標である場合は、そこを目指して勉強するのはリスクが高すぎるんですね。

 

・人によっては2か月で合格ラインに達する
・40点捨てても受かる

 

上記のようなこの試験の特徴を捉えて、どこまで到達していることが適切なのか、常に立ち止まって考えながら勉強しましょう。
それが、合格への近道であると私は考えます。

そして、「どの程度が適切なのか」を掴む資料として最適なのが『ふぞろい』ですよ!
なにせ、実際にそれで受かった答案が載っているんですから!

と、露骨なダイレクトマーケティングが決まったところで(笑)今日の話はお終いです。

明日は、こつこつやれば何でもできる!多年度合格ナビゲーターけーすけの登場です!
お楽しみに!

「この記事が参考になった」と思った方はクリックをお願いします!
SNSでフォローする