ふぞろいブログをご覧の皆様、勉強って楽しいね☆ストレート合格ナビゲーター ぞのです。
最近、徐々に寒さが和らいできましたね。体調はいかがでしょうか。
季節の変わり目は特に注意したいところです。1日の無理はきいても、ずっと続けることはできません。身体と相談しながら、ペースを守って、継続的にやっていきましょう。
さて今日は「IPO図」というものを題材にしてみたいと思います。私もめっちゃ詳しいわけではありませんが…。
システム開発とかビジネスプロセス改善とかやられている方には、釈迦に説法ですが、辞書を引くと下記の通り出てきます。
システム設計や処理の基本である入力(INPUT)、処理(PROCESS)、出力(OUTPUT)のことである。階層的入力処理出力技法から階層記述部分を除いたIPO図は、これらを具体的に記述したもの。この図はシステム機能における入力・出力を明確化し、第三者にも理解できるドキュメントを提供する。またシステムのみならず業務分析にも活用できる。すなわち業務単位に作成することにより、目的、主要成果物、処理タイミング、担当者、インプット情報、アウトプット情報などが明確化し、これ自体がシステム設計時のインプット情報のひとつとなる。
(イッツペディアより引用)
目次
そんな時は、一旦具体的なものに置き換えてみます。
これは私がよくやっている思考法です。
抽象的でよくわからないものは、一旦具体的なもの(数値)に置き換えて考えてみます。そうすると、「あぁ、なんだそういうことか」と腑に落ちたりするものです。(=再抽象化/一般化)
資料(入力) ⇒ エクセル、パワポで加工(処理) ⇒ まとまった資料(出力)
材料(入力) ⇒ 調理(処理) ⇒ 出来上がった食事(出力)
大根のべっこう煮の、あの味を再現したいのに、
・大根薄く切りすぎた
・水少なすぎた
・砂糖入れすぎた
・煮すぎてしまった
プロセスが定まっていないと、あの味が常には再現できません。
だからレシピというマニュアルを作って、プロセスを安定させることで、安定的なアウトプットを出せるようにしたわけです。
何となく見えてきたんじゃないでしょうか。
これを無理やり抽象化すると…
「ある成果物を出すために、必要なリソースを準備し、それを活用しながら成果物までもっていく手順、を体系化した図」
(全然分かりやすくなっていない気がする…)
まあ具体例だけでも言語化できていればよしとします!ささ、次!笑
さて、このようなIPO図には2つポイントがあると思っています。
何の料理作るか決まってなければ、スーパーで何買っていいかもわからないですよね。
もちろん焼く、煮る、和える、といった調理プロセスもわからない。
先ほども言ったように毎度毎度適当に調味料を入れていると、味が変わってきますよね。
Excelの加工方法が変われば、出来上がった資料は毎度変わるし、資料のメッセージも変わってしまいかねません。
では、これを診断士受験に置き換えてみます。
インプット) 教材、時間…
プロセス) 勉強法、勉強環境、解き方…
アウトプット) 知識の定着、○○点…
といったところでしょうか。
予備校ではコースが決まっていると思うので、それに乗るという手は当然あると思います。しかし、独学の方は常に自分がイニシアチブを持って決めなければなりません。
420点取る勉強法と500点取る勉強法は違ってきます。アウトプットを定めなければ、適切なインプットやプロセスは決まりません。
自分に合った勉強法が見つかればそれを継続するのはいかがでしょうか。まずはそのプロセスを安定させることができれば知識の定着度合いも安定してきて、得点も高位安定してくるかもしれません。
私は2次試験の勉強しているとき、よくこのIPOのことを考えていました。
解答プロセスがいつまでも固まらず、試行錯誤の連続だったんです。問題文から読んでみたり、設問文から読んでみたり。色ペンの本数を増やしたり、減らしたり。時間配分が都度変わったり。もしその状態で本番に突入すると…もはや博打ですよね。
私の場合は9月下旬くらいにようやく解答プロセスを定着させることができ、そこからは落ち着いて過去問を解くことが出来るようになり、ふぞろい採点でも高くはないですが安定した得点が出せるようになっていきました。
(この辺りの話はもう少し後で…)
改めまして、当日の受験や日々の勉強、なんでもIPOに当てはめることが可能です。
必要なアウトプットを出すために、どんなインプットとプロセスが必要なのか?ふと、こういった視点で考えてみるのもいいかもしれません。(頭の体操にもなります!)
さて、明日のふぞろいは、仕事に家族サービスにふぞろいに、何でもバンバンこなしちゃう☆はる☆です!お楽しみに~