こんにちは、オオサワです。一次試験の受験票も届き、いよいよ受験気分が盛り上がって来ましたね!!
え? そうでもない? 模試の成績が悪かった? だから今年はもうあきらめた?!
あきらめるのは早いです! 科目合格もできますし、良い経験になりますから、とにかく受験はしてくださいね。
もしかして、すべての勉強計画を完璧にこなした人だけが合格できると思い込んでませんか。そんなことはありません。私は模試の成績が悪くても一次試験に合格できたんです。
私は予備校のWeb通信講座を受講していたんですが、カリキュラムをこなすのに精一杯で、過去問に手をつけずに模試の日を迎えてしまいました。その結果、60点以上は1科目だけでした。「今年はもうダメだ」と思いました。
でも、模試直後の「直前期の学習法」セミナーで次のアドバイスを受け、「もう少しがんばってみようか」と思いました。
①模試の出来が悪くても気にせずに、間違えたところを徹底的に覚える
②過去問集で基本問題のみを勉強する
③基本知識と応用知識を補う
②③について補足します。一次の過去問集は、どの会社のものも問題ごとに難易度別のランクが付いていると思います。私の予備校の過去問集では、問題ごとにA(基本)~C(応用)のランクを付けており、A問題を正解するだけで50点はとれるのだそうです。ゆえに、A問題を重点的に勉強し、基本知識と応用知識であと10点とれば60点とれるのだそうです。
私は①から始めました。予備校の答練と模試の問題にもランクが付いていたので、間違えた基本問題に該当する箇所をテキストで探して蛍光ペンで線を引き、ページに付箋を貼り、付箋のページだけを繰り返し読みました。
でも残念ながらここで時間切れ。②③を実行せずに、つまり過去問に手をつけないまま本試験を迎えてしまったのです。
しかし、意外にも私は合格できました。なぜなら、模試と答練で見たような問題が本試験で多数出題され、かなりの問題に自信をもって答えられたからです。どの予備校でも模試や答練では予想問題を出題すると思います。私の利用した模試と答練では予想がよく当たっていました。
今回は模試の成績が悪かった人向けに、①②③の勉強法をご紹介しました。私のように①だけで済ませようとすると、予備校の予想が外れた場合に大コケしますので、ご利用はあくまで自己責任でお願いします。
ちなみに、私はこうして何とか一次試験を乗り切りましたが、このいいかげんさは二次試験には通用せず、翌年に勉強をやり直してようやく合格に至りました。皆さんは、二次試験の勉強は「ふぞろい」などを利用して真剣に進めてくださいね。