コミュニケーションを大切に (その2)

同友館
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こんにちは、トーキチローです。
前回に引き続き、実務補習に参加される皆さんに向けた話題です。
実務補習では、多くの実習班で初日の午後に診断先企業に出向きヒアリングを行うことになります。
その際に気をつけていただきたいことが、「傾聴」です。
私は、話を「きく」行為には以下の3段階があると思います。
?聞く・・・相手の発する言葉をそのまま受取る
?聴く・・・相手の発する言葉の真意を感じ取る
?傾聴・・・相手の発する言葉の真意を感じ取りプラスαの言葉(情報)を引き出す
ヒアリングでは、限られた時間で必要な情報を診断先の社長から聞き出さなくてはなりません。
社長の話に対して、心を傾けて真剣に聴くと同時に、例えば相槌を打つ・深くうなづく・身を乗り出すなどというボディーランゲージとともに「なるほど」・「えっ、そうなんですか」というような言葉によって、話し手の「もっと聞いてほしい」・「ここを聞いてほしい」という気持ちを喚起し共感できれば、想定以上に内容の濃いヒアリングができると思います。
私は、法人営業チームのリーダーとして中小企業の社長にお話を聞く場合が多いんですけど、その時に注意しているのが「傾聴」です。
ひとは、自分を理解してくれる(くれようとする)人により多くの情報を与えてくれます。
社長の話に真摯に向き合ってください。
これが、あなたの診断士としての実質的なデビュー戦ですね。
心配事も多いでしょうけれども、このステージに立ちたくても立てなかった仲間の分まで存分に悩んで・議論して有意義なものとして下さい。
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