自身の直前期の過ごし方を振り返る

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ふぞろい11のやると決めたら猪突猛進で!0.5年生合格ナビゲーターたーるです。

9月ももうすぐ終わり、運命の2次試験本番…10月が迫ってまいりました。勉強は順調でしょうか?ここで「はい、順調です。」と言えるあなたは…素晴らしいです!
やってもやっても危機感と焦燥感を感じるあなたは…安心してください、僕もそうでした( ̄― ̄)b 結局この感覚は本試験の最後の最後まで消えませんでしたが…その危機感をもって勉強に励んでいただければと思います。

改めて去年を振り返ると、自身にとってこの直前の1ヶ月は本当に重要なものであり、正直過酷でした。9月末段階では全く実力が足りず、過去問を解いても全然点数が上がらず…モチベーションも切れかけましたが、あと1ヶ月だからと踏ん張り、なんとか合格基準にもっていけたという印象です。
仕事は繁忙期だったため時間の確保は難しかったのですが、短睡眠で勉強時間を稼ぎました。そしてこのタイミングで妻が長旅にでかけてしまったおかげで(?)、ラスト1ヶ月は意識を勉強に全フリで臨みました。「この1ヶ月の過ごし方が結果を大きく左右する」ということを、身をもって感じています。そこで今回は自身の直前期の過ごし方を紹介したいと思います。

 

やったこと①:過去問を回す+事例研究と復習に大きく時間を充てる

もう耳タコかと思いますが、過去問を回すことが合格への最短ルートであることは間違いないです。ただし機械的に回すだけでは意味もありません。解いたら、ふぞろいで採点すること、解けなかった問題をしっかり分析し、周辺知識のインプットを入念に行うことが大事です。僕はその分析や周辺知識をWordにまとめてDropboxに入れ、通勤中は必ず目を通すようにしてました。最終的に過去問を解いた数自体は40事例ほどですが、勉強時間としては約2ヶ月で270時間を充てています。

また完全にマイノリティですが、私はふぞろいのベスト答案を「絶対解」として設定し、分析データは採点のために利用し、再現答案は参考程度としました。これは、いくつもの合格答案やA答案を見てしまうと自身が目標とする答案がブレてしまい、混乱することを避けるためです。
もちろんその答案を実際に書けるようになれるかというと無理ですし、そうなる必要もありませんが、計算問題と同じく、「答えは1つである」と仮定してそれに近づけるべくインプットや解法の研鑽を重ねていく勉強方法が個人的にはしっくりきたためです。

 

やったこと②:インプットに時間を充てる

ふぞろい11の「成長曲線」企画の内容とも少々重複しますが、僕の2次試験の勉強法はインプットに大きく偏っています。自身の解法プロセスによるかと思いますが、僕の場合は「1次知識を軸に解答を作成し、与件文で解答をお化粧するスタイル」です。リスクは解答が与件文から離れてしまいやすいこと、本試験でも事例Ⅲの第4問で事故を起こしましたが…自分には合っていました。(詳細はふぞろい11のプレゼントにあるメンバー答案をご覧ください)

そのようなスタイルに変更したのも直前1ヶ月の間です。その経緯は、得点の伸び悩みの原因を分析するために今までの勉強方法を振り返り、過去問を機械的に回し二次試験の本質を見抜くことなく、「与件に忠実に、なるべく与件文を引用して答案を書くこと」「フォーマットやフレーズを利用すること」等のルールを形式的に利用する癖が付いてしまい、内容の浅い答案しか書けなくなったことだと考えたからです。それを解消するべく、勉強計画をリスケし、残り1ヶ月を切った中でインプット(全知識の読み直し)に時間を大きく充てました。伸び悩んでいる場合は、振り返り分析することで、ここからの1ヶ月の過ごし方をよく練ってみてください。

 

ここからは精神論ですが大事です。

こころがけ①:リフレッシュは不要

人それぞれですが、僕の場合は不要でした。直前期にリフレッシュをしようと、仮にプチ旅行や飲み会に行ったとしても、結局その間試験のことがまったく頭から離れず、ただ時間を無駄に消費している感覚に陥り、逆に不安を誘ってしまいます。また、「あと1ヶ月待てばいくらでも遊べるのになぜ今遊ぶの!?」と自問自答してしまいリフレッシュができません。よって、僕の場合はこの1ヶ月間ひたすら机にかじりつくことになりました。この時期は勉強している方が精神衛生上良かったです。

リフレッシュをしたいなら勉強でリフレッシュをしましょう。どういう意味かというと、「自身が得意な問題を解く」ことをオススメします。個人的には、事例Ⅳの計算問題を解いているときが1番ストレス発散になりました。電卓を強打しながら、解答がビシッと正解したときは気持ちいいですもんね!

 

こころがけ②:本試験はポジティブ思考で!

焦燥感に駆られる毎日かと思いますが、気の持ちようはとても大事です。危機感を利用して勉強に打ち込むのは自分を追い込む上では非常に効果的かと思いますが、こと本試験では「自分は絶対に合格できる!」とポジティブに考えましょう。そう自己暗示をかけられるほど、勉強を積んできているはずです。

年1回で、たった4つの事例で、たった80分×4=320分で、20%の合格者を決める試験です。プレッシャーを感じないわけがありません。でも、それはみんな同じです。試験とは、結局自分との戦いであり、自分のやってきたことを信じ、絶対に諦めない者が勝つと思っています。

 

結論:

① 1ヶ月でも合格圏まで持っていくことは全然可能です。そのためにはこの1ヶ月をどう有効活用するかを熟考し、練り直すこと。
② この1ヶ月間の限りあるリソースは全て勉強に充てること。
③ 相対評価とはいえ勉強方法も解法も十人十色。自身の性格やスタイルに合った勉強方法と解法を信じること。
④ 「絶対に合格する!」という意識を常に持ち続け、その思いは誰にも負けないように!

応援しています!!

 

次回は、まったりゆっくり独学派★多年度生合格ナビゲーターかずさの登場です。どうぞお楽しみに!!

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