時間切れを想定しよう

中小企業診断士試験の勉強を行うネコ
同友館
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こんにちは。宮崎から受験生を応援!独学ストレート合格ナビゲーターシンゴ自己紹介)です。

二次試験を受験される予定の方、受験申込は済ませましたでしょうか。

受験申込受付期間は、9月18日(火)までです。

まだの方は早急に済ませてしまいましょう。

さて本日のテーマは、時間切れを想定しよう です。

二次試験本番において最も怖いことの一つは、時間が足りなくなり白紙解答の設問を作ってしまうことです。

試験はあくまでも、提出された答案用紙の内容がすべてです。

頭の中でいくら立派な解答を作り上げていても、答案用紙に記載されていなければ採点のしようがありません。

 

もちろん、時間が足りなくならないように自らの解答プロセスを構築し、タイムマネジメントを行うべきことは当然です。

しかし、私のようにいくら練習してもやはり時間が足りなくなってしまう…という人は、必然的に時間切れになりそうなときのことを想定せざるを得ません。

また、普段は時間内に解き終わるという人でも、試験本番では想定外の事態が必ず起こります。

緊張や想定外の問題でパニックになってしまう、突然の腹痛により途中退席せざるを得なくなる、etc…。

このような想定外の事態によって、通常であれば間に合っていたはずの解答プロセスが時間内に完遂できなくなる…そのような事態も想定し、対策しておくべきです。

 

では、どのように対策しておけばよいのでしょうか。

いろいろと方法はあるかと思いますが、私は、

 

考えなくても手が自動的に書いてくれるキーフレーズ・キーセンテンスを用意しておく

余裕があればそれらの引き出しを増やしておく

 

ことをオススメします。

 

すなわち、試験終了間際残り3分、にもかかわらず設問1つが真っ白… そのような状態でもある程度文字数を埋められるよう、しかも単に埋めるだけではなく少しでも点数がもらえるようなキーフレーズ・キーセンテンスで答案を埋められるように準備しておく、ということです。

 

このようなキーフレーズ・キーセンテンスは、事例ごとに用意するとよいでしょう。

 

例えば事例Ⅰであれば、前回のブログでご紹介した「茶化」や「幸の日も毛深い猫」を参考に、

「~を中途採用することにより人材を確保する」

専門部門を設置して~を向上させる」

といったキーセンテンスを考えることができます。

 

また、事例Ⅱであれば、頻出施策である「DMの送付」「口コミの活用」といったキーフレーズは何も考えなくても書けるようになっていなくてはなりません。

さらに、「DNDK(誰に、何を、どのように、効果)」のひとつである「K=効果」は文章の締めに持ってきやすく、しかも書くだけで意外と他の受験生と差を付けられるおいしい要素です。そのため、効果の中でも最重要項目である「売上向上」を書けるようにすべく、「売上=客単価(単価×買上点数)×延べ客数(客数×来店回数)」の式を参考に、

「(施策)により買上点数を増やし客単価を増加させて売上向上」

「(施策)により顧客の来店回数を増やし売上向上」

といったキーセンテンスを自動的に書けるようになっておけば、怖いものはありません。

 

どのようなキーワード・キーフレーズを用意すべきか?については、ぜひふぞろいシリーズの答案分析の解答ランキングをチェックしていただき、それらの中で頻出のキーワードを参考にしてみてください。

一番大事なことは、用意したキーフレーズ・キーセンテンスを何も考えなくても自動的に書けるように、繰り返し繰り返し答案練習を行うことです。

 

以上、時間切れ対策としてぜひ参考にしてください。

 

明日は、諦めないことがコツ!多年度生ナビゲーターまりぃの登場です。

お楽しみに!

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