得点開示から見る各教科の傾向

同友館
doyukan_logo

9月に入ったにも関わらず、相変わらず過ごしにくい気候の今日この頃ですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか??

気温の変化には滅法弱い根性なし、
まったりゆっくり独学派★多年度生合格ナビゲーターのかずさ
 です。

「ペロリン猫ペロリン猫」のフリー写真素材を拡大

昨日のちーたーの投稿で熱血キャラ疑惑をかけられてしまいましたが
「違うよん、へへん♪」的な表情をしている猫さんです。
(ちなみに甲子園は「TVでかかっていたら見る」くらいのスタンスです)

私的に、ストレート合格生にも関わらず、
500時間も勉強したちーたーの方が熱血キャラのイメージどす。

 

さて、それでは本日のお題ですが
得点開示から見る各教科の傾向
と銘打っております。

流石に2次試験まで2ヵ月を切り、
わたくしも遅まきながら、2次試験の勉強法について書きはじめる予定、なのです…が、
正直に、本当の事を言ってしまいますと、、、

わたくし、皆様にお伝えできるようなネタは、
殆ど(というより全く)持ち合わせておりませぬ。。。

((+_+))((+_+))((+_+))

 

というのも。
恥を承知で告白するのですが、確実に、ふぞ11メンバーの中で、
2次試験についての勉強時間がワースト3位に入ること間違いなしであろう、
という程勉強しなかったから……です。
(具体的な勉強時間は、あえて伏せておきます。。。)

1000時間も勉強したまきちゃんは、私の憧れです。。。

 

ただ、過去問を分析し、最低限抑えるべきポイントを洗い出し、
結果として全教科で自分で設定した目標点数をクリアした、
という実績はあり、

しかも、得点開示の点数的にもふぞ11メンバーの中央値で
平均・平凡な合格者ではある「はず」なので、

そんな私の
「2次試験対策・最低限ここは抑えたポイント」
について、全3回コースでゆるーくお伝えできればと思っております。

 

では、前段はこれくらいにして本題に。

今回、なぜ敢えて「得点開示結果」なんて持ち出してきたのかと言いますと、
「全教科に満遍なく勉強時間をかけるべきか否か」
という命題について、可能な限り客観的な観点から述べたかったからです。

ちなみに私自身は、体験を通じて「否」のスタンスをとっております。
(私は勉強時間の9割を事例Ⅳに割きました…)

その論拠となっているのがこちらのデータ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふぞ11メンバー(合格者限定)の得点開示結果になるのですが
(個人情報なので、可能なかぎりぼかしたデータにしております)

ポイント①
難易度が例年並みだった事例Ⅰ・Ⅲは
平均点、標準偏差、ヒストグラムの分布帯、どれをとっても傾向が似通っている。

ポイント②
それに対し、前年は難易度が軟化傾向だった事例Ⅱは
標準偏差が際立って低く、ヒストグラムも60点前後に一極集中している。

最高点も、他教科と比較して10点以上低い。


2次試験の合格率は20~25%と、例年大きな差はなく推移しています。
単純に採点をし6割を合格ラインとした際、こんなにキレイな推移をたどるのは不自然…

と考えた時。
恐らく、採点に相対評価の要素も加味されているのではないでしょうか??
(公式発表ではありませんが、同様の指摘は多くあがっているかと思います)

で、前年の事例Ⅱのように軟化傾向の教科は、受験生の実力差が出にくくなり
「得意な人でも高点数が出しにくい」教科になってしまうのかと。

ポイント③
事例Ⅳは平均点・最高点が高く、ヒストグラムの得点帯も他教科より右に分布している。
一方で標準偏差も最も高く、一番、メンバー毎の点数のばらつきが出た教科である。


ちーたーが繰り返し言っているように、
最高点が異様に高いのは、某メンバーが神すぎるからという理由もあるのですが…(笑)

「数値」が答えになる唯一の教科で、相対評価での調整が困難な事も有り、
合格者と言えども、幅広い得点帯にメンバーが分布されている事が伺えます。
(前年の事例Ⅳは難易度が高く、故に標準偏差も高めに出た、という背景もあると思いますが)

要は、最も「実力が素直に点数に反映される」教科という事なのかと。

あと、平均点が他教科より高く、最低点も他教科より10点ほど高いです。
合格者は事例Ⅳでしっかり点数をとっている、という傾向も見えてきますね。

ここからは余談ですが…
「他教科が苦手でも、事例Ⅳの一点突破で合格している」メンバーが存在するのも
事例Ⅳのみに見られる傾向ですね。唯一、無双が可能な教科、と。

 

まとめると、
・事例Ⅰ~Ⅲが得意教科の場合、難易度が下がった際に得点源にならない事がある
・一方で、事例Ⅳは安定的に得点を稼ぐ事ができる

結論「とにかく事例Ⅳは抑えておこうか★」
という事ですな。

ちなみに自分の一番の得意教科は、前年度は得点源にならなかった事例Ⅱです。
相変わらずの運のなさが、こんな所でも露呈されております(笑)

 

では、ここからが最も大切な「事例Ⅳの対策方法」について。

散々、事例Ⅳ押しの発言を繰り返した割に、私は全く過去問を解いておりません。。。
(もちろん、過去問の分析は行っておりますが)

というのも、
・「過去問を解く」という事は、理解している論点の問題も解かなくてはいけない
・事例Ⅳは、練習が必要なレベルの文章を書かなくてはいけない問題が少ない
・しかも巷には、事例Ⅳの出題傾向をまとめた問題集も発売されている

→(あくまで個人の主観ですが)過去問を解くのって非効率じゃない?? と。

なので、こちらの問題集を使っておりました。

1週目は全部の問題を解き、2週目からは苦手な問題のみを、
と自分の習熟度に応じて調整しておりましたよ。

事例Ⅳの得意・不得意はあると思いますが、
30時間前後あれば、十分に合格点数は狙えるのでは??
と思っております。(あくまで個人の感想ですが)

 

さて、明日の更新ですが、
東北仙台からエールを届ける!2年生合格ナビゲーター とよでぃです。

得点開示結果で、事例Ⅳの点数が私と一緒だったとよさん。
事例Ⅲの点数は流石の一言ですな ( *´艸`)
(詳細は、ふぞろい11の「三章・再現答案」をご参照下さい)

明日の更新もお楽しみに!!

「この記事が参考になった」と思った方はクリックをお願いします!
SNSでフォローする