ブログをご覧のみなさま、こんにちは!
東北仙台より受験生にエールを届ける!2年生合格ナビゲーター とよでぃです。
昨日1次試験の合格発表がありましたね!
今回は経営法務で8点の加点という事で、恐らく過去最大の加点ではないでしょうか。
この加点により、
「えっ!マジか!受かったけど2次試験勉強全然していない!どうしよう!」
って方もいらっしゃるのではないでしょうか。
大丈夫です。これからでも十分に間に合います!!
今回のブログでは、焦っているそんな貴方にある勉強法をご紹介致します。
それは「縦解き」です。
昨日のかずさのブログで開示得点の話がありましたね。
私は全事例の中で事例Ⅲの点数が一番良く、78点でした。
(ふぞろいメンバーには80点を超える猛者もいます)。
受験1年目の開示得点は41点だったので、相当得点UPした結果でした。
事例Ⅲは得意になったのは受験2年目からで、
7回受けた模試でも事例Ⅲだけは常に60点以上を獲得出来るようになったのです。
今ではふぞろいの事例Ⅲ分析チームリーダーとして、
「事例Ⅲとは何たるか」をセミナーにてドヤ顔でプレゼンさせて頂いています。
今ではセミナーで偉そうにお話ししていますが(ホント恐縮です)、
試験当日に昨年の事例Ⅲの問題を見た時には相当焦っていましたし、
最後苦し紛れに第4問を3分で殴り書いたりして、
ギリギリの中で合格に滑り込んだような受験生でした。
それが78点とは…
詳細は「ふぞろいな合格答案11」の再現答案のページをご覧ください。
試験終盤の追い込まれた際に発揮する、苦し紛れの粘りの極意は
後日改めてブログに書くとして(あくまで最終手段、ベースの勉強が大事なので)、
本日は私が事例Ⅲを得意科目としたきっかけの勉強法、
「縦解き」に関して書いていきます。
そもそも「縦解き」に関して説明しますと、
同じ事例を年度ごとに集中的に解くことを言います。
例えば、事例Ⅰを平成29年度、平成28年度、平成27年度…
というように過去問を連続で解くことです。
受験生時代、受験生支援団体のブログを見て実践してみたのです。
これをすることによって何が良いか、と申しますと、
「各事例の特徴を掴むことが出来る」ということです。
更に言うと
「ああ、毎年大体同じようなことが問われているじゃん」と感覚的にわかってきます。
1つの事例を集中的に勉強することは、
4事例全体での勉強としてはバランスが悪くなると考える方もいらっしゃるでしょう。
「他の事例での解き方の感覚を忘れてしまうよ」的な感じで。
ただ、各事例の特徴を掴むことが出来たら、その感覚は早々忘れません。
事例Ⅰ~Ⅲまで縦解きをして各々の特徴を掴み、
各事例に対する攻略方法を自分の中で確立していくのは如何でしょうか。
受験生の時、事例Ⅲを縦解きした際に感じたこととしては、
「事例Ⅲでは何かしら問題が起きている」
「Q(品質)C(コスト)D(納期)で問題が起きているケースが多い」
「現場での様々な事象が絡まって問題として表出している」
「なんやかんや生産計画・生産統制は毎年重要キーワード」
「書いてあることを整理して組み合わせるパズルみたいなもの」
・・・等です。
こうしたことを、身を以て何となく認識できたことで、
受験1年目に相当苦手だった事例Ⅲで安定的に得点を獲得出来るようになりました。
また、事例Ⅱを縦解きした際に感じたこととしては、
「施策やって顧客関係性強化」
「施策やって顧客関係性強化して来店頻度向上からの売上向上」
「施策やって顧客関係性強化してロイヤリティ向上からの売上向上…」
「こだわりが強い等、何かしら特徴的な顧客層がいる」
「やるべき施策は毎年大体キーワードとなっているベタなもの」
・・・等です。
事例Ⅱも事例Ⅲ程ではないですが、結構安定的な得点源になっていきました。
事例Ⅰに関しては。。。
こんだけ縦解きを勧めていてなんですが、
事例Ⅰは最後まで掴めてなかったように思います。
苦手意識を完全に解消出来ぬまま、本番を迎えたような気もしなくもないです。
開示得点も58点でしたし…。
最終問題で人的資源管理の解答要素をしっかり盛り込む!くらいでしたね。
個人的には縦解きをやっても事例Ⅰに関しては、
「こういう傾向だ!」とか「こういう特徴がある!」と掴めなかったです…。
今思えば、
「強みをどう形成してきたか(≒成長要因)」
「強みを活かしてどう生き残るか(≒経営戦略)」
「経営戦略実行のために人事施策どうするか」
・・・等が主に問われてたかなーと思います。
あくまで私の個人的見解、というか私をサンプルとした実験結果としては、
事例Ⅱ・Ⅲでは縦解きで、各事例の特徴を掴むことが出来ました。
恐らく、
縦解きで掴めること・分かることって、
受験対策セミナーや支援団体のブログなどで紹介されている内容かもしれません。
(「この事例の特徴は◯◯だ」とか「この事例はこう解く」とか)
ただ、大事なのは、
それを実際に過去問を解く中で、身を以て実感することだと思います。
そうすることで色んな受験情報を読む際の、理解度が高まると私は考えます。
みなさん、1度試してみてください。
次回明日の更新は、我らが事務局長!オクムーです!
今月24日に開催する、東京秋セミナーの詳細を紹介してくれるようですよ!!
お楽しみに!