ほんとは秘密にしておきたかった私の合格の最大の要因

同友館
doyukan_logo

こんにちは!
好きな言葉はコスパ☆独学ストレート合格ナビゲーター なかじーです。
自己紹介はこちら

先週の大阪セミナー、仙台セミナーにお越しいただいた皆様、本当にありがとうございました!!! どちらのセミナーも受験生の方と同じ机でディスカッションをして、大変濃かったですよー。ふぞろいメンバーもかなりヘロヘロになりました。でもそれくらい、皆さんに伝えなきゃと思ったことは全力で、全て出し切りました。少しでも多くのことを持って帰って頂けていたら、嬉しいです。
残すは明後日の東京セミナーのみ! お会いできる皆様、よろしくお願いいたします。

さて、本日もゆるわだを真面目に一つお送りします。そもそも私、まーくんみたいなガチの勉強ネタを投稿したこと1回もないんですけどね!

かねてより私はコーピング<coping>に関する講座を受けて勉強していたのですが、つい最近その講座のファシリテーターの資格を取得しました。コーピングはアドラー系の心理学者、アルバート・エリスの「ABC理論」に基づく認知行動療法に基づくストレス対処のメソッドです。そこに、診断士を目指す同胞たるみなさんにぜひ知っておいていただきたいなあと思うことがあり、愛を込めて長文をしたためます。

■コーピングとは
ABC理論では、
結果・感情(C:Consequence)は、
現実・出来事(A:Activating event)に対して、
私たちの信念・思い込み(B:Belief)を映したものだと言われます。

例えると、「優先席に若者が座っている」という出来事(A)に対して怒りを覚える(C)人と、そうでない人がいます。怒りを覚える人は「優先席はお年寄りや障がいを持っている人が座るべき場所だ」「若い人はだいたい健康なものだ」という思い込み(B)を持っています。一方、怒りを覚えない人は「この人も内部障害を持っているのかもしれない」とか「目の前に席を譲るべき相手がきたら譲ればいい」というBを持っています。Bは、「固定概念」「認知」「目の前の現実を自分にどう説明するか」と言い換えてもいいでしょう。

コーピングはストレス対処のメソッドなので、自分の怒りの原因となっているBを見つけて、Bを変えていくことで自分が怒ったり落ち込んだりしないように自分の感情をちゃんと見られるようになろう、というのが基本的な考え方です。

…ここまではわかりやすいかなと思います。ただ、Bによって引き起こされる結果(C)はこういった短期の感情だけではありません。もう一段階いきましょう。

ダメンス好きな女性がいたとします(注:なかじーのことではない)。この「ダメンズ好き」という結果(C)は、どんなBによって引き起こされていると思いますか?

およそ多いのは「ダメな人のお世話をすると、自分の価値を感じられる」というBです。そしてそのBの根っこには、「私には価値がない」という自分自身に対する認知(B)があります。

つまり、自分に価値がないと思うからダメンズを好きになるんです。言い換えると、ダメンズを好きになると自分の価値を感じられるから、ダメンズを好きになるんです。さらに付け加えると、人は生きる中で、自分自身に対する認知を否定せず、確かめようとします。ダメンズを好きになると、ダメンズに浮気されたり雑に振られたりしますよね。そうすると、「こんな男としか付き合えない私には、やはり価値がないんだわ」と自分自身に対するBを強化します。そしてまた、自分の価値を確認するために、また別のダメンズの元へ行ってしまう……

要領がつかめてきましたか?

■試験に落ちるB、受かるBってなんだ?
さあ、そろそろ診断士試験の話をしましょう。それでは、「試験に落ちる」という結果(C)は、どんなBによって引き起こされるでしょうか?

「勉強が足りなかったから?」「時間が足りなかったから?」
でも勉強が足りなかったのは結果ですよね。なぜ勉強が足りなかったのでしょうか?どうしてそこまでたくさんの時間勉強しなかった・できなかったんでしょうか? また、繰り返す現実(勉強をしない、試験に落ちる etc)に自分に対する認知を確かめるという目的があるとしたら、その確かめたいものはなんでしょうか?

…ちょっと難しいですかね? (というか、これの正解は人によって違うんですけど。)

じゃあヒントに、ここで私の受かった理由の秘密をお伝えします。

私が独学ストレートで合格したのは、完全にテクニックじゃないと思っています。

だって、私のBは
「私は国語が得意だから、読解や論述は難なくできる」
「私は短期記憶が得意だから、短時間の勉強で大量のInputができる」
「私は試験の類は一発で合格する人間だ

「だから、私が試験に落ちるわけがない」

と思っていたからです。
……………

ウハー!尊大ー!好感度落ちるー!!ドン引きだわー!!(゚∀゚)

実はもっと深いBを掘り下げて行くと、たぶん「私は人格が破綻しているし容姿もよくないから、この頭でこの人生を戦い抜くしか他に生きる道はない」「資格のような肩書きで飾らないと、自分には価値がない」みたいな闇度100%のBがある気がするんですが、いいんです、それに気づいていて、それを原動力にして望む結果(C)を導き出せるならいいんです!

自分に対する肯定感が人生のアクセルだと、最近本当に思います。診断士になってから出会った周りの人たちは、びっくりするほど前向きな人たちが多いんです。

つまり、自分を信じられるBを持ってる人が、「できない」とか「こんなに覚えられない」「そんなに勉強に時間を割けない」みたいなリミッターを解除して、目の前の教材の知識をよく吸収し、それを適切に解答用紙へアウトプットし、そして合格する試験なんだと思います。(ストイックなゆうちゃんはまさに自分を信じてリミッターを解除する典型だと思います)

Bが変わればC(=現実)は変わる、とコーピングの中では言います。

このBを変えるのはとても時間がかかります。でも、変えるためにはまず「自分のBに気づく」ことが大事なんです。気づくだけで、8割緩むと言われています。
「診断士試験を目指して勉強している自分」、その自分の目的や、勉強量の背景に、どんなBeliefがあるかを考えてみてください。そして、いらないBは手放して、試験を合格し、人生を成功に導くためのBだけを持って試験に臨んでほしいんです。

自分を変えることで、結果を、人生を変えていきましょう。
あなたなら、絶対に合格する。だってこんなに勉強してるんだもん!・:*+.\(( °ω° ))/.:+

次回はカバチたれんとやるだけじゃけえ!ストレート合格ナビゲーターmckyです♪

「この記事が参考になった」と思った方はクリックをお願いします!
SNSでフォローする