こんにちは!!
本番勝負!2週間追込み☆多年度生合格ナビゲーターまきです!!
1次試験まであと1か月をきってしまいましたね 😯
昨年私は、7月末まで転職活動をしており、なかなか勉強時間を確保することができませんでした。
しかし、1日に何時間勉強できるのかエクセルでタイムスケジュールを作成し、トータルで試験までに何時間勉強できるのか合計時間を算出していました。その合計時間を各科目に按分しました。
どの科目にどれくらいの時間を使うのか、合否を分ける、重要な意思決定だと思います。ご自身の状況に合わせて戦略的な計画を立て、実行してください。
昨年私は、1次試験は、運営管理・法務・情報システム・中小企業経営・政策を受験しました。3日もすると暗記科目ばかりで飽きてしまっていました… 😥
今は転職し、財務の仕事をしていますが、以前は地方の商工会議所で働いていました。
商工会議所では、業務で中小企業経営・政策等の知識を使うことがあります。
・IT導入補助金
・ものづくり補助金
・小規模持続化補助金
・経営セーフティ共済
・特退共
・小規模企業共済
・マル経営融資
・GS1(JANコード)
などなど
みなさん、これらが、何のために、だれを対象にしたどのような制度かきちんと整理できていますか?
試験直前期には、知識を整理し、正しく、そして素早く引き出せるようにしておくことが肝心です。
それでは、簡単に答え合わせをしてみましょう。
【補助金】
・IT導入補助金→業務効率化・売上アップといった経営力の向上・強化を図ることを目的とし、中小企業・小規模事者を対象とする、事業全部または、経費の一部を補助。補助率2分の1以内、上限50万円、下限15万円※交付決定前の発注・契約・支払いを行った場合は交付を受けることができない(平成29年度補正サービス等生産性向上IT導入補助事業)
・ものづくり補助金→全国・都道府県中小企業団体中央会へ申請。国際的な経済社会情勢の変化に対応し、足腰の強い経済を構築するため、生産性向上に資する革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資等の一部を支援することを目的とする。EX)一般型:補助率2分の1(※生産性向上特別措置法(案)に基づく先端整備導入計画の認定又は、経営革新計画の承認を取得して一定の要件を満たすものは、補助率3分の2)上限1,000万円(平成29年度補正予算「ものづくり・商業サービス経営力向上支援補助金」)
・小規模持続化補助金→管轄:各地域の商工会議所 申請:日本商工会議所経営計画に基づいて実施する販路開拓等の取り組みに対し、補助率3分の2、原則50万円を上限
原則と書かれているのは、例外がいくつかあります。このあたりは、覚える優先順位はガクッと下がるので、(じゃあ書くなと言われそうですが、、、)さらっと読み飛ばして下さい。
(1)EX
①従業員の賃金を引き上げる取組
②買い物弱者対策に取り組む事業
③海外展開に取り組む事業
①~③は、150万円以上の補助対象となる事業費に対し、100万円を補助。150万円未満の場合は、その3分の2を補助
などなど、、、、
これらの補助金といえば、中小企業診断士が申請を支援していることが多いです。知っていて損はありません!!実務補習でもよく使う知識です。
【共済制度】
・経営セーフティ共済→(中小機構が運営し、商工会議所では窓口業務を行っていました)取引先が倒産したときに中小企業が連鎖倒産や経営難に陥ることを防ぐための制度。無担保・無保証人で掛け金の10倍(上限8000万)まで借入できる。掛金は、法人の場合は損金、個人事業主の場合は必要経費に算入できる。掛金月額は、5000円~20万円まで(5000円単位)で自由に選択できる。
掛金額は、800万円に達するまで積み立て可能。
・中退共→(中退共本部が運営)従業員のための退職金制度 全額事業主負担、掛金は、5000円~3万円 ※従業員が退職する際に直接従業員に支払いされる。掛金は、法人の場合損金、個人事業主の場合は、必要経費になる。
・小規模企業共済→(中小機構が運営し、商工会議所では窓口業務を行っていました)小規模企業の経営者や役員のための退職金制度。 掛金は、1000~7万円(500円)単位で自由に選択可能。確定申告の際に掛金は、課税対象所得から全額控除できる。一般貸付など低金利の貸付も利用できる。
これら、3つの共済は、節税対策として活用されることが多く、決算期前になると申込が急激に増えます。
【融資制度】
・マル経営融資→(日本政策金融公庫の融資制度)融資限度額2000万円、返済期間運転資金7年以内(うち据え置き期間1年以内)、設備資金10年以内(うち据え置き期間2年以内)無担保、無保証人。因みに現在はの利息は、1,11%と低金利。商工会議所・商工会の推薦が必要!!ただし、推薦を受けるには、商工会議所に加入し、経営・金融指導を半年以上うけている尚且つ、直近1年以上同一会議所の地区内で事業を行っている必要があります。
商工会議所に加入し、会員になるには、年会費を払います。地域によって差があるかもしれませんが、法人の場合1万5千円程度なので、中小企業診断士や弁護士等、他の専門家の助言も受けることができ、更に低金利でマル経融資を受けることができるかもしれないと考えるとお得ですね。
・GS1(JANコード)の登録は、インターネットか商工会議所で行うことができます。
運営管理の知識も整理しておきたいですね。
以上、簡単にではありますが、概要をまとめてみました。1次試験の選択肢の一つにでも出題されたらいいなぁ♪
本番は何が起こるか分かりませんが、冷静に最後まであきらめずに頑張ってください!!全力で応援しています。最後に、受験番号等の記入と確認をお忘れなく。(私は、必ず3回確認し、つまらぬミスで落ちないようにしていました)
絶対合格☆
明日は、「配られたカードで勝負するっきゃないのさ」ストレート合格ナビゲーターちーたーの登場です!!