いつも、ふぞろいな合格答案ブログをご覧いただきまして、ありがとうございます!
今回のブログを担当いたします、巻頭企画チームのじゅんと申します。
私が今回お伝えしたいことは、2次試験に合格した年と合格できなかった年でこの時期の過ごし方がどう違ったかということです。
私は初めて受験したのが平成19年度です。
この年は予備校の通信講座を使って、1次合格、2次不合格でした。
2回目に1次を受験したのは平成25年度で、ほぼ独学です。
平成25年度は1次、2次ともストレートで合格できました。
振り返ってみると、初めて受験した年のこの時期は、予備校にて経営法務の全体の半分ぐらいの授業を消化した時期になります。 マインドマップを用いて経営法務のテキストの内容をまとめる作業に加え、暗記用のカードを作る作業をひたすら時間をかけてやっていました。
今、このカード等を見返しても、よくこんな作業をやったなぁ、と感心してしまうほどの作業量があります。 後はセルフレクチャーと命名しましたが、自分自身に教えるように、声を出して説明する作業をやっていました。
経営コンサルタントになって、仕事で使うために気合入れて勉強するんだ!という意気込みで、とにかくがむしゃらに勉強していたことを記憶しています。
一方で合格した年は、合格するために最低限の勉強をしようと割り切っていました。 仕事に必要な知識は合格してから勉強すればよい、と考えるようにしました。
「今やっている行為は合格に直結するのか?」
この言葉を肝に銘じ、無駄なことはしないというつもりで過ごしていました。
合格した年のこのゴールデンウィークは8日間の休暇がありました。その8日のうち、2カ月かかってしまった経済学の仕上げに2日、得意の情報システムに2日程度割きました。テキストを読んで過去問を解き、間違えた所からやるべき問題のみ抽出し、 またテキストを読んで過去問を解く、という作業を繰り返しました。一方で文字を書いたり、パソコンに入力したりといった力作業は一切しませんでした。
初めて受験される方は、ゴールデンウィークの時期は暗記モノをやっていると思います。 辛い時期ですが、不安になると勉強しすぎるかと思います。 1日、2日、いや、3日!ぐらいはリラックスする日を作るぐらいの割り切りというか、ゆとりを持つことも、来たる2次試験への気力と体力を温存するために必要かも知れません!
私は初めての年は、1次合格の喜びと、安堵感、勉強の疲れや解放感から、2次試験の勉強に身が入らなくなり、不合格となりました。 合格した年は、気力、体力ともに十分に温存されていましたので、1次自己採点後、すぐに2次試験の勉強へスタートダッシュを切れたのが、勝因の一つではなかったかと思っています。
ゴールデンウィークは確かに、勉強に没頭できるチャンスでもありますが、 良い気候の中で、心と体を休ませることができる最後のチャンスともいえる時期だと思います。 1次試験ばかりが気になってしまうと思いますが、2次試験のことも考えて、今のうちに計画的に休み、後半戦に備えることを、オススメしたいと思います!