事例を串刺しで見る

同友館
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はじめまして!ふぞろい7分析チーム のんです。
受験歴は一次2回、二次4回です。どうぞよろしくお願いします。

 

合格した昨年のちょうど今頃、問題に数多くあたることでなんとか傾向をつかみたいと思い、
演習や模試など、事例問題をできるだけ多く解きました。
解いた事例問題と解答例・解説を事例ごとに串刺しでじっくり読んでみました。
そうすると、事例ごとの特色がなんとなく見えてきました。

 

例えば事例Ⅰでは、「外部との連携」が何らかの形で問われているケースが多いのかな?と感じました。事例Ⅰでの問われ方を見てみたところ、以下のようなイメージを持ちました。

  • 連携先や連携手段は様々。連携相手は同業他社や取引先などに加え、組合や大学もある。連携手段は共同開発やM&Aの他に、パートナー契約などがあるようだ。
  • 設問では戦略レベルで問われる場合が多いが、組織人事の視点で問われる場合もある。
    例えば、設問1では戦略レベルで「連携のねらい」を問われ、設問2では組織人事の視点で「効果的に機能させるための人事制度」を問われるなどがある。
  • 連携では自社の弱みの補完が期待できるため、資源や時間の制約を乗り越え、変化に対応する。また、相互の強みを持ち寄ることで、シナジー効果も期待できる。
  • 連携先の外部資源を活用・吸収できる効果だけでなく、組織が活性化するなどの内部資源への効果も期待できるが、留意点もあるようだ。

 

「外部との連携」は、それまでも学んできたことなのですが、イメージを持つことで初めてすーっと入ってきた感じがしました。
その上で、テキストを改めて読んでみると、理解度が深まった気がします。

上記では事例ごとに串刺しで見てみましたが、テーマを串刺しに、例えば事例Ⅱ、Ⅲ、Ⅳでは「外部との連携」はどう問われているか、など考えながら事例を見てみてもよいかもしれません。

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