駆逐してやる!この世から、一匹残らず!(ミスを)

同友館
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ブログをご覧の皆様、こんにちは。

「配られたカードで勝負するっきゃないのさ」ストレート合格ナビゲーターちーたーです。

 

先日、東京の春セミナーで個別相談会を開催した際に、参加者の方から「事例Ⅳで凡ミスを減らすにはどうすればいいですか?」という切実なご相談を受けました。2次試験では、たった1点がとても貴重です。そんな中、事例Ⅰ~Ⅲで5点伸ばすのは大変ですが、事例Ⅳで凡ミスを減らして5点伸ばすのは比較的容易なのではないかと思います。

というわけで、今回のテーマは「事例Ⅳで凡ミスを減らす方法」にしたいと思います。

というわけで、今回は、私自身がどんな凡ミスをしてきたか、そして、その凡ミスを再発させないためにどのような対策をしてきたか、をご紹介していきたいと思います。

 

凡ミス① 財務分析でD社と同業他社を取り違えた。

おいおい・・・って感じですよね。これ、ちょいちょいやらかしてました(笑)
実は、そのまま終了時間まで気付かないというケースは少なくて、後で気づいて慌ててやり直すっていうことが多かったです。
しかし、仮に途中で気づけたとしても、そのような凡ミスが冷静さや落ち着きを損なうことは事実です。結果、他の設問で凡ミスしやすくなります。凡ミスは凡ミスを生むのです。駆逐しましょう。

対策としては、財務諸表のD社側の枠をぐるっとマーカーで囲うようにしました。私は試験が開始したら、与件や設問を読む前にまずこれをやってましたね。ルーティーンは心に落ち着きを与えてくれます。事例Ⅳは特にルーティーンが大事なのです。

 

凡ミス② 財務分析で数字を取り違えた。

これは比較的よくあるミスかと。
貴重な貴重な得点源である財務分析でこれをやらかすと痛いです。駆逐しましょう。

対策としては、これも単純、よく使う値にマーカーを引くことです。
財務分析でよく使う値は、PLなら売上、売上総利益、営業利益、経常利益。
BSなら、貸方(右側のことです、念のため)は負債・純資産合計、純資産合計、負債合計、流動負債合計。借方(左側)は、有形固定資産合計、流動資産合計、棚卸資産、売掛金といったところでしょうか。これも①に引き続き、試験開始後にすぐやるルーティーンでしたね。

また、財務分析については、終了5分前には必ずもう一度計算し、小数点以下第何位で四捨五入するか、単位の間違いがないか、優れている指標と課題となる指標の解答スペースを間違えてないか、必ず再確認するようにしていました。

 

凡ミス③ 千円単位と万円単位を間違えた。

これも皆さん、1回くらい経験あるのでは?
設問文の中に、千円単位と万円単位が混じっているんですよね。
引っ掛ける気マンマンのあからさまなトラップです。駆逐しましょう。

対策としては、見つけたらその場ですぐに単位を書き換えることです。
千円単位で答えが求められていたら、万円単位は千円単位に、即、書き換えて下さい。
後でやろうと思ってスルーするとやられます。気を付けましょう。

 

自分ではもっとあるかと思ってたのですが、
棚卸すると、わかりやすい凡ミスは意外とこんなところかもしれません。

皆さんも、凡ミスをした際には、どうすればそれを駆逐できるのか?を考えて、具体的な対策を立てて下さい。漠然と「次は気を付けよう」と考えるだけでは、凡ミスは減らないものです。

逆に、対策を立てて凡ミスを減らせれば、点数が伸びます。凡ミスは、あなたの伸びしろなのです。
本番前の凡ミスはむしろラッキーだと思って、しっかりと自分のルーティーンを確立していきましょう!

次回は、まったりゆっくり独学派★多年度生合格ナビゲーターのかずさの登場です!
安静にしていなければいけない時にも猫のように落ち着かないかずさ。
きっと楽しいブログを書いてくれるはず。乞うご期待!

 

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