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諦めないことがコツ!多年度生ナビゲーターまりぃです。
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ゴールデンウイークですね。みなさま、勉強は捗っていますか?
それとも・・・?
ですが、息抜きや家族サービスも必要ですね。
今回は、前回に引き続き「自分の文章を見直すこと」についてお話しようと思います。
後編では「無駄の多い文章表現」について、私や勉強仲間が経験してきた
陥りがちな例とそれに対する改善例や注意点についてお話します。
文章力を改善する際に少しでも参考になれば幸いです。
<無駄の多い文章表現>
1、「れる・られる」(受け身の助動詞)乱用
【陥りがちな例】
A社では、商品開発の仕組みの1つとして、新商品アイデアの社員提案制度が導入されている。提案活動は業務の一環と位置付けられ、採択されたアイデアの提供者には報奨金が出される。
【改善例】
A社では、商品開発の仕組みの1つとして、新商品アイデアの社員提案制度を導入している。提案活動を業務の一環と位置付け、採択したアイデアの提供者に報奨金を出す。
【改善内容】
必要な部分以外も無意識に受け身の「れる」「られる」を乱用すると
読みにくい文章になりがちなため、「~を~する」という能動態に置き換えた。
能動態で物事を説明される方が、意味するところを理解しやすい。
2、回りくどい表現の多用
①「~という」「~として」の多用
【陥りがちな例】 【改善例】
・伝達するという仕組みを作る ⇒ 伝達の仕組みを作る
・A社としては対策が必要である ⇒ A社は対策が必要である
②回りくどい接続語の使用
【陥りがちな例】 【改善例】
・その結果として ⇒ その結果
・しかしながら ⇒ しかし
【注意点】
「自信がない」といった心理が働くと無意識に回りくどい表現を
使ってしまうため、意識的に簡潔な表現を心掛ける。
3、屋上屋を架す(機能が重複していて無駄であることのたとえ)表現の多用
【陥りがちな例】 【改善例】
・共有化を行う ⇒ 共有する
・明確化を行う ⇒ 明確にする
・構築を行う ⇒ 構築する
・検討を実施する ⇒ 検討する
・設定を行う ⇒ 設定する
【注意点】
・「共有化」や「明確化」は、「化」がすでに「共有する」
「明確にする」という意味を含む
・「構築を行う」「検討を実施する」「設定を行う」は下線部の言葉
が既にアクションを表す。
4、文末の無駄な言葉を多用
【陥りがちな例】 【改善例】
構築することができる ⇒ 構築する、構築できる
~することは避ける ⇒ ~しない
必要であるといえる ⇒ 必要だ、必要である
~しないようにする ⇒ ~しない
~するようにする ⇒ ~する
【注意点】
文末の表現は「~こととする」等、回りくどい言葉を
使ってしまうため、意識して断定的に書くことで
引き締まった文章にする。
以上です。
無駄な表現は、なるべく多く手を動かして解答を書き、
冗長さや言い回し等自分の陥りやすいパターンを
理解することで防げます。
また、無駄な表現を省くと文字数を節約でき、その分
得点に繋がるキーワードを盛り込めるため、点数の
UPが期待できます。
文章力を磨くことは、合格後、中小企業診断士として報告書等
書く時に役にも立ちます。
ぜひ、この期間に文章力を向上させましょう!
次回はノリで合格してみたらええやん!独学ストレート合格ナビゲーターさっきーの登場です。どうぞお楽しみに!