みなさん、お疲れ様です。カバチたれんとやるだけじゃけえ!ストレート合格ナビゲーター mcky(まっきー)です。
4月も中盤にさしかかり、新しいスタートを切った方もそろそろ慣れてきたことと思います。
さて、本日お話ししたいのは、7科目をどういう順番で勉強するか?についてです。
1次試験の7科目を改めて見てみましょう。
A.経済学・経済政策
B.財務・会計
C.企業経営理論
D.運営管理
E.経営法務
F.経営情報システム
G.中小企業経営・政策
これを、①理解科目と②暗記科目にまず分けます。
すると、下記のようになります。
①理解科目
A.経済学・経済政策
B.財務・会計
C.企業経営理論
D.運営管理
②暗記科目
E.経営法務
F.経営情報システム
G.中小企業経営・政策
綺麗に1次試験の1日目と2日目に分かれるわけですね。不思議!
結論から言うと、まずは①理解科目から始め、残り2~3ヶ月で②暗記科目をやりましょう。
理由は、
Ⅰ.理解科目は短期間で覚えてどうこうという科目ではないため、時間をかけてきちんと理解をする必要があります。
経済学・経済政策でいえば、IS-LM曲線、AD-AS曲線などがどういう仕組みでシフトするのかを理解せずに暗記するのは危険です。
そうしないと、少し捻られただけで全く解けなくなります。
前回お伝えしましたが、理解科目の学習時間vs得点グラフはS字カーブを描きます。
最初はかけた時間に得点が正比例しません。それは、理解するのに時間がかかるためです。しかし、逆に言えば理解をしてしまえば得点は伸びます。
ですので、理解科目にしっかり時間を投資して、変曲点を早期に越えよう、ということです。
Ⅱ.経済学・経済政策を除く財務・会計、企業経営理論、運営管理は、2次試験攻略に向けて必要な知識となります。
そのため、先に学習を進め、少しでもインプットの時間を確保することで、1次試験対策と2次試験対策の両方を行えます。
Ⅲ.先に暗記科目を勉強してしまうと、試験前になって忘れてしまいます。そうなるとまたインプットしなければならず、効率が悪くなります。
次に、①理解科目と②暗記科目各々の中で、どの科目順に勉強するかですが、これも結論からいうと、下記になります。
①理解科目
1.財務・会計
まずは財務会計をやりましょう。現在、財務関係の仕事をしている人を除けば、ほとんどが初学者の方だと思います。
マスターするまで非常に時間がかかるため、1番最初にすべきだと思います。マスターさえすれば、得点源になってくれます。2次試験の事例Ⅳでも。(ワシがそうでした)
2.運営管理
2と3はどちらが先でもよかったのですが、めんどくささという意味で先に手をつけておくべきは運営管理だと思ったため、こちらを先にしました。
特に製造業になじみのない方は、こちらを先に持ってきた方がいいと思います。
3.企業経営理論
次はこれです。診断士試験の中核であり、コンサルど真ん中の科目であり、2次試験にもモロに影響します。
が、この科目には楽しさがありスイスイ進めていけます。ので、緊急度は運営管理より下がると考え、3番目に位置づけました。
4.経済学・経済政策
理解科目の最後は経済学・経済政策です。理解科目の中ではメイン科目とはならないため、優先順位を下げ、4番目にもってきました。
ただ、人によっては2番目あたりに持ってきてもいいのかもしれません。
②暗記科目
5.経営法務
暗記科目の中で、1番辛いのがこの科目です。
ワシは実は26歳のときに公務員試験(国家二種と地方上級)を受けたのですが、そのとき少しだけ民法等の法律の勉強をしていたため、善意とか悪意とかは知っていました。
それでも、相当辛かったです。よって、暗記科目の中では1番最初にやるべき科目と位置付けています。
6.経営情報システム
暗記科目の中では優先度も難易度も高くありません。ただ、本試験の難易度が高くなったり低くなったりしており、この科目のせいで足切りになってしまう方もいます。
そうならない程度に対策すれば大丈夫です。
7.中小企業経営・政策
完全なる暗記科目です。少なくともこの科目に限って言えばカンで解ける問題は存在せず、100%暗記です。やればやっただけ返ってきます。一番最後に怒涛の暗記をし、高得点を目指しましょう。
以上です!
次回は、「やるときゃやれば何とかなる!」大和の国の2年生合格ナビゲーター たくじが登場です!
じゃあの。