自分の文章を見直そう!(前編)

同友館
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こんにちは!
いつもふぞろいブログを読んでくださり、ありがとうございます。
諦めないことがコツ!多年度生ナビゲーターまりぃです。
私の自己紹介は<こちら>です。

まだまだ花粉が猛威を振るっており体調管理が難しい時期ですが、
みなさま試験勉強は進んでいますでしょうか?

今回は、余裕がある時期の取組としてお勧めできる
「自分の文章を見直すこと」についてお話したいと思います。

「文章を書くこと」に慣れていない人は結構おられるのでは
ないでしょうか?私もそうでした。
家族や勉強仲間に読んでもらったとき、よく読みにくさを
指摘されました。

模擬試験など多数添削をしていた方から聞いたのですが、
字が汚い、冗長表現が多い等の答案は、何部も添削して疲れてくると
本当に読むことがつらいそうです。
他人に解答の意図をくみ取ってもらうためには、
やはり読みやすさ・分かりやすさが大切だと思います。

まだ本番まで余裕がある時期に自分の文章をチェックし、
改善することをお勧めします。

では、私や勉強仲間が経験してきた、陥りがちな例とそれに
対する改善内容について、①前編では「1、一文が長すぎる」
「2、並列する内容が揃っていない」、②後編では
「無駄の多い文章表現」、についてお話します。
文章力を改善する際に少しでも参考になれば幸いです。

1、一文が長すぎる。
【陥りがちな例】
課題は、設計面では設計要員の業務を設計開発専任とし特注品
の設計企画の強化を図っていくことであり、生産面では材料や
購入部品の共通化により品種削減し製品在庫の適正化
を図り生産効率を上げることである。

【改善例】
①設計面の課題は、設計要員を設計開発の専任とし特注品
の設計企画を強化すること、②生産面の課題は、材料や
購入部品の共通化による品種の削減、製品在庫の適正化
により生産効率を上げること、である。

【改善内容】
「一文一義」を心掛けて一文に1つの事柄を書くこと、①②と番号を
振って文章を区切ること、で一文を短く簡潔にする。
(一文は長くても40字~60字以内が適切だとされています)

2、並列する内容が揃っていない。
(小見出しのみで説明します。)
【陥りがちな例】
シニア向けスポーツウエア事業の問題点
①顧客ターゲットの絞り込み不足
②生産におけるコスト削減
③販売面
・・・3つの小見出しは並列関係にあるが、記述内容の意味が
異なっている。①は問題点に言及しているが、②は課題に
について言及している。また、③は問題点のありかを
示している。

【改善例】
→1)シニア向けスポーツウエア事業の問題点
①顧客ターゲットの絞り込み不足
②生産面コストの高さ
③提案販売のスキルの不足

→2)シニア向けスポーツウエア事業の問題点
①商品企画面
②生産面
③販売面

【改善内容】
1)①は生かして②は問題点に修正し、それらに③を揃え、
見出しの内容を問題点そのものに揃えた。
2)①と②を③の内容に揃え、見出しの内容を事業の機能に揃えた。
・・・並列する表現として違和感がなく、3つの記述内容の関係
がつかみやすくなった。

今回はここまでです。
後編では、「無駄の多い文章表現」についてお話します。

次回はノリで合格してみたらええやん!独学ストレート合格ナビゲーターさっきーの登場です。どうぞお楽しみに!

 

 

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