食品会社では年末商戦の掻き入れ時=在庫処分で内部販売バンザーイという方程式が成り立つので、肉1kgとか泥ごぼう4kgとか玉ねぎ20kgとかが大変お安く手に入ったのでホクホクしながら段ボールを自転車に括り付け、ごぼう担いで帰宅して仕事を収めた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。ゼロから始めて駆け抜けよう!ストレート合格ナビゲーターのみゆきちです、こんにちは。アカン買いすぎた。
さあ、年の瀬も土俵際まで迫ってきました。年末です。
長らくお世話になった2017年とも明日でさようなら。
皆様、心残りはありませんか?
やり残しはありませんか?何か忘れていませんか?
…再現答案、出しました?
せっかく書いた戦いの記録、ふぞろいに預けて2018年の足がかりに致しましょう!
■再現答案登録フォーム(明日12/31まで!):https://goo.gl/quA2Zf
さて、前回から「論理的な解答要素の選び方」と題して、「論理的=何故それを答えたのか説明ができること」だと語ってきましたが、今回はその時に重要になる視点についてお話をしたいと思います。
論理的に解答要素を選ぶ際に、重要になるポイント。
それは、どう論理的であるか。
はあ?なんじゃらほいと思われた方に具体的に説明をいたしましょう。
前回に引き続き、埼玉県在住某みゆきちさんが、とある中小企業診断士に相談をしております。今回はペットとして「ネコ」を提案されたようです。
そしてやはり提案理由を尋ねたところ、このような回答が返ってきました。
さてこの解答、どう思われますか?
一見、提案の理由をちゃんと説明しているように見えます。
しかし、この「最近ネコブーム」というところにご注目ください。
この情報は確かに正しいですが、「犬が好き」なみゆきちさんへの提案として、本当に正しいのでしょうか?
そう、「ネコがブーム」というのはあくまで一般論で、「犬が好き」なみゆきちさんの要望には合いません。猫が飼える環境なら、多少無理をしてでも犬をモフモフしたい、それが犬好きです。
ではもう1つ例を出しましょう。
今度はモッフモフでもの凄く毛が抜けるロシア原産の大型犬「サモエド」を提案されました。
さて提案理由を伺いましょう。
いやいや、ひとり暮らしって言ったでしょ。
大型犬が飼えるわけがないじゃない。
そう、この提案では相手の状況に合っていません。
2つの例をまとめると、つまり論理的とは、
相手の要望・状況に沿って何故それを答えたのか説明ができること。
これを診断士試験的に言い換えると、
相手の要望・状況(=与件文・設問要求)に沿って、説明ができること。
これが私の考える「論理的な解答」です。
さて、ずっと「論理」を連呼してきたわけですが、「そうは言っても、論理的に求められない問題だってあるんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ありません。(※個人の見解です)
試験とは、採点をするものです。採点をするためには必ず、模範解答があります。
そして試験とは公平でなければいけないので、試験の出題者は誰かに「どうしてそれが解答になるのですか」と言われた時に必ず説明できるように問題を作ります。
つまり、「与件文のここにこう書いてあって、設問文にこう書いてあるのだから、論理的に考えて当然この答えになる。」という風に答えられるように問題を作るわけです。
だからこそ受験生の解答が偏るんです。
夏セミナーでは、平成28年度事例Ⅲ第4問を使ってこのあたりの解説をしたのですが、ええいもうダメだ書ききれない、別表だ!ということでまとめました。興味ある方はこちらからどうぞ。
ともあれ。
問題の裏にある論理が読み解けるかどうか、それが合格のカギだと私は思います。
皆さんがこれから2次試験の勉強をしていくにあたって、是非、「どうしてこの解答を書いたのか、人に説明できるか」を意識して解答を作成して頂きたい。
また、ふぞろいを使って採点するときにも「どうしてこのキーワードを皆が書いたのか、得点が高いのか」をよくよく考えてみて頂きたいと思います。
そうして事例の裏の論理を読み解けるようになれば、初見の問題であっても、安定して合格点がとれるようになるはずです。
かしこ。
…と、いうわけで。
明日は超絶怒涛の独学現役大学生❤ストレート合格ナビゲーター「かい」の登場です。お楽しみにー♪
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