土日の予定が埋まる前に「死守」という予定を入れて休みを確保するようになった今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。ゼロから始めて駆け抜けよう!ストレート合格ナビゲーターのみゆきちです、こんにちは。健康で文化的な生活、大事ダヨ。
さて、悲喜こもごもの1次試験から一週間。
次試験への切符を手に入れた方は、少しリフレッシュを挟んで、そろそろ2次試験の対策を始められた頃でしょうか。
2か月と短い期間ではありますが、
ここから2次の勉強を始める方でも(大変だけど)間に合います!
今こそ本気を出して、トップスピードで駆け抜けてくださいね!
…と、いうことで。
前回、前々回と「解答要素の抽出方法」について書いてきたこの連載も今回でラストです。
与件文の重要な部分(=解答要素)を抽出するために、「文節間の主従を見極め、「主」のみを抽出する」ことが大事であり、その方法として①修飾語には下線を引かない、②より重要な文節を残す、というところまでご説明いたしました。
そして最後のポイントはこちら
③関係する文節の終点を抽出する。
「受注量が増加」したこと、これにより「市場規格品の使用」そして「他産地からの仕入れ」が必要となりました。これらの文節には「因」と「果」という流れがあるわけです。
そして、「市場規格品の使用」そして「他産地からの仕入れ」が必要となったことにより、
「原材料費率が大きく増加」しました。ここにも「因」と「果」の流れがあります。
この場合に、「主」は終点の「原材料費率が大きく増加」したこと、そして「従」は「受注量の増加」「市場規格品の使用」「他産地からの仕入れ」になります。文節間の関係は矢印でつなぎ、解答要素としては「原材料費率が大きく増加」したことのみ着目することとなります。
事例Ⅲの第4段落全体から解答要素を抽出すると以下のとおり。
ここで、赤字の解答要素だけ注目すると…
・規格外野菜の有効活用が目的
・原材料費率が大きく増加
・100%出資子会社を設立
・限界利益がマイナス
なんとなーく、この段落の内容がわかる気がしませんか?
これが私が考える解答要素です。
解答要素が抽出できたら、あとは設問要求に合うと思われるものを選択し、文字数に合わせて組み立てるだけです。
例えば「限界利益がマイナス」を述べる場合で30文字制限なら、「従」である「原材料費と労務費の上昇」を記述します。50文字制限なら、さらに「効果的な生産管理が組織的に行われていない」ことも記述します。
このように「解答要素」を中心に、文字数によって関係する文節を盛り込んでいくことで、因果を意識した解答にすることができます。
ということで、3回に分けてお伝えした「解答要素の抽出方法」は、以上です。
あくまでも自己流なので、必ずしも正しくないかもしれませんが、少しでも皆様の参考になれば幸いです。
かしこ。
…と、いうわけで。
明日は超絶怒涛の独学現役大学生❤ストレート合格ナビゲーター「かい」の登場です。お楽しみにー♪
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