こんにちは!
七転び八起きの独学受験生・2年目生合格ナビゲーターの「はやたつ」です。
日差しの強さに夏を感じ、『梅雨はどこへいった』と思う今日この頃…
皆様、受験勉強はいかがでしょうか?
春セミナーへお越しの皆様、お忙しいところ参加いただきありがとうございました。
少しでもヒントを掴めましたでしょうか。
今年は大阪・東京・福岡の3会場での開催で、多くの方と出会うことが出来きました。
「はやたつ」は東京セミナーに参加し、切実な悩みから壮大な夢まで“生の声”を聞くことが出来ました。
また、参加頂いた方の志の高さに刺激をもらった1日でもありました。
今回は残念ながら参加できなかったという方も、夏セミナーでお会いできること楽しみにしております。
夏セミナーは、大阪は8/11(土)、東京は8/12(日)に開催されます。
さて、本日は「【保存版】中小企業診断士2次試験~基礎の基~」と題して書きたいと思います。
去年の今頃…独学で勉強していた「はやたつ」は春セミナーで周囲との差を大きく感じました。
その差とは『2次試験への取り組み方がそもそも違う』といったものでした。
正直言って、他の方が話している言葉が聞きなれない言葉ばかりでした。。。
制約条件…? 切り口…?? 題意…???
『みんなそんなこと考えながら解いていたのかぁ』と目から鱗でした。
ということで、今回は2次試験への取り組む為に知っておきたい10のキーワードを紹介致します。
①:与件文
いわゆる問題文。2~4頁分の量で、図表も出てくる。
企業の沿革、外部内部環境、今後の方向性などてんこ盛り。
仮に事例の業界に精通していても、与件文に書かれていることは絶対です。
解答に使う言葉も与件文から引用するとよろしいかと。
②:段落
段落を意識すると話の転換がわかりやすくなる。
与件文を段落ごとに横線を引いて読み進めるや段落ごとに要約する人もいる。
1段落目に『企業の概要』が書いてあることが多い。
③:社長の思い
社長が「こういう方向に会社を進めたい」「危機感を感じている」などの経営者特有の悩みを持っている。
その悩みに真摯に向き合ってこそ、中小企業診断士。
与件文の最終段落に書いてあることが多い。
④:わざわざ書かれた文言
与件文で無くても文章として伝わるのに、わざわざ書いてある文言。
出題者から、わざわざ書いたんだから解答に使ってよというメッセージが込められている。
相当意識して読まないと見つけられないので、読み込みの練習が必要。
⑤:設問文
いわゆる問い。各事例で4~7問くらい出題される。
第1問は外部環境や内部環境について問われることが多い。
(事例Ⅳでは財務諸表を用いた経営指標が問われています)
⑥:制約条件
設問文を考えるときの前提条件。これは絶対に外してはいけない。
必ずあるのは字数制限で、20字や160字など幅広い。
平成28年度の事例Ⅱでは、『売り上げが向上すること以外』(第3問)『リピートしてもらうため』(第4問)『インターネット上で』(第4問)などの制約がある。
⑦:題意
設問文で問われていること。ズバリそのもの。
よく出題されるのは、戦略・理由・留意点・要因・提案・施策・メリット・効果などなど。
解答の主語に題意を使用することも可能。
例)戦略は…である。理由は…である。留意点は…である。
⑧:切り口
解答を考える際の取っ掛かりとなる。
顧客について問われたら「新規顧客」「既存顧客」で、人事について問われたら「採用」「配置」「育成」「評価」「報酬」で考えるなど。
切り口を多く用いると多面的な解答となり、1つのことを深く書くよりもリスク分散できる。
⑨:因果関係
解答を書くときに気を付けるべきポイント。
「○○なので××」と書いたときに、万人が納得いくかどうか見直すことが大切。
⑩:一貫性
各問の回答が同じ方向(社長の思う方向や提案する内容)に向いているかどうか。
仮に、問1で既存顧客の重要性を答えていて、問2で新規顧客を獲得しましょうでは社長は混乱してしまいますよね。
※あくまで例ですのでご参考までに。
いかがでしたでしょうか?
過去問に取り組む際に、あらためて意識してみると新たな気づきがあるかもしれません。
ぜひ、お試しあれ。
~本日の心のプレゼン~
10のキーワードを意識して問題に取り組もう!
明日は、小さなことからコツコツと!!2.5年生合格ナビゲーター「もっち」の登場で
す。
次回はどんな積み重ねが待っているのか、楽しみですね。
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