みなさん、こんにちは!きむそんです!
2次試験まであと5週間。今日は「合否を分ける」と言われる事例Ⅳについて、再現答案で多く見られた「惜しいミス」を一般化し、本番で失点を防ぐためのヒントをお届けします!
実は私自身、令和7年度の事例Ⅳ本番にて、電卓操作ミスと複利原価係数の転記ミスで合計14点(ふぞろい基準)を失いました……。
今回はそんな悔しい失敗談を出発点に、「どうすれば失点を最小限にとどめられるか」を真剣に考えました!
目次
今回取り上げるのは、令和7年度事例Ⅳの計算問題である第2問(CVP)と第3問(NPV)です。
それぞれ設問1~3まであり、みなさんからいただいた再現答案を「ふぞろい基準」で採点したところ、完答率は以下のようになりました。
つまり、ほとんどの答案がどこかしらでミスをしているのが現実です。
記述された計算過程を見ると、本質的には理解できているのに「惜しいミス」で正答を逃している答案が目立ちました。正しい解法自体は『ふぞろいな合格答案19』をはじめとする参考書に譲るとして、今回はあえて「どこで間違えるのか(罠の位置)」に焦点を当てていきます。
受験生がハマりやすい典型的な失点パターンと、そのときの思考回路を整理しました。心当たりはありませんか?
1. 出題者の「意図(誘導)」を読み取る
設問文は答えが一つに定まるよう、丁寧に解き方を誘導してくれています。
例えば令和7年度第3問の「D社は黒字経営を続けており…」という一文は、「今回の投資計算で営業利益が一時的にマイナスになっても、他事業と損益通算できるため法人税の節税効果(税効果)を考慮せよ」という強力なメッセージです。「それ以外の費用の予測は設問2と同様」などの制約も見落とし厳禁。過去問演習の段階から「なぜこの一文があるのか?」を意識し、気づきをまとめノートに蓄積しましょう。
2. 条件には「赤線+チェックマーク」で挑む
設問文や注釈には、見落とすと即アウトになる条件が隠れています。
おすすめの対策は、「考慮すべき条件に赤線を引き、計算用紙や答案に反映させたら赤線の横にチェックを入れる」という方法です。泥臭い手法ですが、チェック漏れを目視確認することで、見落とし率は激減します。
1. 着手前に「計算単位」を決める
最初に「円 / 千円 / 百万円」のどれで進めるかを決めます。「0」が多いほど電卓・転記ミスの確率は上がりますが、極端に単位を大きくして小数点だらけになるのも危険です。最適な単位を見極め、最後に答えるべき解答欄の指定単位も最初に丸をつけて確認しておきましょう。
2. 電卓を叩く「前」に一呼吸おく
前問からのスライド数値、変化率、複利原価係数、税率が正しいか、電卓を叩く直前に再確認します。
また、「計算途中で割り切れない複雑な小数が出たとき」は、どこかで立式や数値を間違えているサインです(※最終解答欄の指示で指定がある場合を除く)。引き返すなら早いほうが傷口は浅くて済みます。
残り5分で計算過程の誤りに気づき、焦って再計算しているうちにタイムアップ……という経験はありませんか?
失点のパターンが多岐にわたる事例Ⅳにおいて、「これをやれば完璧」という万能な見直し法は存在しません。一度解いた問題から離れ、試験終盤にまた戻って見直すのは、思考を思い出すタイムロスも大きくなります。
結局のところ、「見直しに頼らず、一発で正しい答えにたどり着く」という強い執着を持って一発勝負で解き進めることこそが、最大の対策です。
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事例Ⅳは本質的な理解が進んでいても、「惜しいミス」ひとつで大きく加点機会を失ってしまう厳しい科目です。しかし裏を返せば、解法パターンが掴めていればミスの削減が得点に直結する、最もコスパ・タイパが良い科目でもあります。
白黒がはっきりつく科目だからこそ、手ごたえを持って解ききることができれば、その後のメンタルにも素晴らしい追い風になります。
自分を信じて、1点でも多くをもぎ取ってきてください。みなさんの合格を心より応援しています!
