ふぞろいブログ読者の皆様、こんにちは!!
スタミナ任せの全力青年!2年目生合格ナビゲーター「けい」です。
けいの自己紹介はコチラ→リンク
最近ようやく暖かくなってきましたね。
けいが住んでいる甲府では、今週末に「信玄公祭り」という大きなお祭りが開催されます。甲冑(かっちゅう)を着た人が街を練り歩いていたり、ダンスコンテストがあったり、来場者の方にお酒が振る舞われたり、甲府市内の各地で色々なイベントが開かれる愉快なお祭りです。
興味のある方は、気分転換や家族サービスがてら、ぜひいらしてください!!
では、本題に入りますが、本日は「2次試験突破に必要なこと」についてお伝えしたいと思います。
前回のブログ(上記リンク参照)では、けいが1年目に2次試験で失敗したところまでお話しました。
一体何がダメだったのか?
それは、次の3つだと考えています。
①ケアレスミスを犯したこと
②曖昧な解答をしたこと
③試験直前の勉強方法
今回は、「①ケアレスミスを犯したこと」についてのお話です。
まず、実際の2次試験での得点を公開したいと思います。
・1年目(平成27年度)
事例Ⅰ:57点、事例Ⅱ:44点、事例Ⅲ:59点、事例Ⅳ:41点
合計201点
・2年目(平成28年度)
事例Ⅰ:62点、事例Ⅱ:51点、事例Ⅲ:58点、事例Ⅳ:78点
合計249点
1年目は、事例Ⅱで想像以上に得点が伸びず、得意であったはずの事例Ⅳでも大きく失点し、合格には程遠い結果となってしまいました。
2年目では、苦手な事例ⅡでC評価をなんとか回避し、得意な事例Ⅳでしっかりと点数を取れたことが勝因だと考えています。
確実に合格を手にしたかったため、高得点を取る対策が取りにくい事例Ⅰ~Ⅲは55点ずつ、対策のとりやすい事例Ⅳで75点を取って合格することをイメージしていたため、ほぼイメージどおりの合格点となりました。
では、ここからが「ミス」についてのお話です。
そもそも1年目の事例Ⅳで、なぜそんなに点数が低かったのか。
苦手であったわけではありません。先ほども書きましたが、むしろ得意科目であり、予備校の答練ではいつも満点近い点数を取っていました。
じゃあ、なぜか。
それは、忘れもしない第2問(設問1)、予測損益計算書を作成する問題でのことです。
ふぞろいでも「難易度☆★★ みんなができた」となっており、費用の固変分解ができれば解けるような、ごく簡単な問題です。
試験当日は、何度も計算しなおし、その後のCVP問題まで完璧に解答できたと思っていました。
しかし、ある日の飲み会の帰り道、ふと予備校の模範解答を見たときに愕然とします。
「あれ、答えが違う・・・?」
酔いも一瞬で覚め、いやそんなわけがないと帰宅し、すぐさま問題用紙を見返します。
…
……
………
P/Lを1行間違えて読んでいる…。
販管費を固変分解しなければいけないのに、問題用紙には、売上高総利益の数値をもとに固変分解している内容が書き込まれていました…。
そして、(設問1)で間違えていたため、その後のCVP分析2つも当然間違えていました。
はい、本当にあった怖い話です。
(その後数日間、ショックで食欲もあまり出ませんでした)
要は、「ケアレスミス」を犯していたんですね。
ふぞろいに送られてきた再現答案を見ても、かなりの数のケアレスミスが見られました。
本当にもったいないし、悔しいですよね。皆さんの気持ち、私にはわかります。
それでは、なぜミスを犯してしまったのか。
自分なりには、次の2つが原因だと考えています。
(1)事例Ⅳで得点を稼ぐため、あわよくば満点を取ろうと意気込んでいたこと
(2)試験本番までのメンタルケアができていなかったこと
結局は、精神的な部分です。
(1)は本気で思っていました。
事例Ⅳが得意な方は、予備校の問題でも高得点を獲得できるため、そのように考える方が多いのではないでしょうか。
しかし、予備校の問題と本試験は、プレッシャーのかかり方や疲労の度合い、問題の質など、あらゆる面で条件が違います。
近年の事例Ⅳは易化傾向にあるとはいえ、得点を稼ごうと欲張ってしまうことで余計なプレッシャーを自分にかけてしまいます。
満点でなくても、7割できれば十分なんだとある程度割り切って、本試験に臨むことをオススメします。
そして、(2)メンタルケアについてです。
私は、1次試験直前くらいから精神的な異常を感じていました。
簡単にいうと、「不安感」です。
これだけ勉強してきて結果がでなかったらどうしよう、不安だ。
⇒不安になっていてもしょうがないから、今は勉強するしかない。
⇒でも、こんなにまで勉強して、ダメだったら…。やっぱり不安だ、落ち着かない。
⇒不安を抑えるためにも、勉強して気をまぎらわせるんだ。
⇒(繰り返し)
…という感じで、勉強時間は変わらず確保していましたが、かなりの不安感から落ち着かない日々を送っていました。
実際に、動悸が激しかったり、不眠症になったり、身体にも異常が出ていました(^^;)
そんななか本試験を迎えていたので、必要以上のプレッシャーと戦うことになり、結局最後の最後で大きなミスにつながってしまったんじゃないかと思っています。
その反省を踏まえて、2年目はどのようにしたかというと、これまでの蓄積で少し余裕があったこともあり、今まで我慢していたプライベートでの遊びなど、診断士の勉強以外にも時間を使い、自分の心をうまく解放させてあげました。
そうすることで、程良いリラックスと緊張感、そして自信を持ち、本試験に臨むことができました。
また、このようなメンタルケアに加えて、勉強をする中でもミスをしないような対策を取っていました。
・演習問題を実施するときは、意識的に自分を緊張させ、その中でも絶対にミスをしないこと
・問題集を1冊ノーミスで解ききること(私はT○Cの事例Ⅳ問題集で実施)
・周囲の受験生がどのようなミスをしたか聞き、ミスしやすいポイントを知ること
その結果、本番でも大きなミスなく(多少のミスはありましたが)、合格を手にすることができました。
いかがでしたでしょうか。
今回は、「ミス」についてお話しましたが、ミスをする原因・防ぎ方は人それぞれだと考えています。
ただ1つ言えるのは、ミスをすると合格から遠ざかってしまう、ということです。
いま一度ミスをしないために、自分はどうすればよいか考えてみてください。
本日のお話が少しでも参考になれば、幸いです。
では、続きはまた次回!
明日は診断士発アメリカ行き★ストレート合格ナビゲーター「ぬまっち」の登場です!
…と言いたいところですが、ぬまっちはニューヨークに旅立ち、生活基盤を整えているところです(笑)
そこで、ピンチヒッターとして、激務の中、アドレナリンで全てを乗り切る!2年目生合格ナビゲーター「せきごん」に登場してもらいたいと思います。
お楽しみに~★
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