どうもこんにちは!2年目生合格ナビゲーターのささKingです。
受験を終えてから早一カ月。予備校の採点結果などが返ってきてソワソワ感が増してくる時期ですよね。
採点結果が余り芳しくなかった方も肩を落とす必要はありません。結局のところ、合格発表まで結果は分かりません。座して待ちましょう!!
さて、今回は知り合いの紹介で『戦略MG』を体験したので、情報共有したいと思います。
まずは、『戦略MG』とは何なのかご紹介します。
戦略MGとは?
・ソニーが開発した社員教育用の経営シミュレーションゲーム
・社長として経営戦略を実践し会社を経営
・会社の経営は、ゲーム盤を用いて行い4~5名で経営成績を競う
・一期ずつ締め処理を行い、経営成果をアウトプットする
・経営の成果は、財務諸表としてまとめる
文章にすると説明が中々難しいですね。
以下にゲームの流れを以下フロー図でまとめます。
【戦略MGゲームフロー】
今期目標利益から製品を何円で何個売るか、など計画を策定
↓
ゲーム開始
↓
自分のターンが回ってきたらゲーム盤からカードを引く
↓
カードに従い、①各種意思決定を実施or②リスクカードを引く
↓
意思決定は以下から選択
・市場からの材料調達
・製品の製造
・市場への製品販売(競売制)
・各種投資
・その他
↓
意思決定の結果やリスクカードの内容により発生したキャッシュの出入りは現金出納帳に随時転記する
↓
ターン終了(複数ターン実施)
大体こんな感じの流れでゲームが進行します。
現在では、様々な企業で社員教育の一環として戦略MGが利用されています。
(その分、学ぶにしても体験するにしても、結構お高いです。。。)
診断士(または志す人)が戦略MGを体験するメリット・ポイントとしては、以下の点が挙げられると思います。
戦略MGのメリット・ポイント
■経営’センス’を醸成できる
・上述の通り、経営の計画→実行→締め処理まで全体を通してシミュレーションを行うので、経営戦略の’センス’を磨くことができます。
しかも、実際に経営する訳ではないのでリスクは限りなく低いですよね。
・『リスクカード』の存在により、経営に対するリスク管理をどうしていくかが学べます。
(例えば、倉庫火災による在庫損失に対する保険加入などです)
■診断士の知識を活用/深化できる
・他社との差別化をどのように図り、利益を確保していくか。経営戦略を立案する診断士としては力の見せどころですよね。
(先行者利益の獲得、ニッチ戦略など様々な戦略が立てられます)
これを社長の立場として、実体験(盤上ですが)できるのですから、知識の深化に役立つでしょう。
・財務会計(特に、CVP・意思決定会計)の知識/ノウハウが勝負の分かれ目です。
いかに固定費を削減するか、どのタイミングで投資を実施するかなどが問われるわけです。
普段の業務で財務会計に触れる機会が無い方には、良い復習となりそうです。
では、本稿のまとめ。
★普段からコンサルタント業務に携わっていないと、診断士としての知識は失われがち。
『戦略MG』を活用しゲーム感覚で楽しみながら体験することで、知識の喪失を防止できそう。
★世の中にはまだ広く知られていない『戦略MG』のような経営を学べるツールがあるかも?!
好奇心を持って飛び込んでみることが吉!
明日は、しくじり王(A)の登場です。今回はどのような話が聞けるのか。
お楽しみに~♪
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