本と合わせて読んで欲しい解答プロセス

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こんばんは。第4章合格者再現答案の担当『けい』です。
僕の再現答案も「ふぞろいな合格答案」に掲載されていますが、ページの都合で書くことができなかった内容をここに書いてみます。
作業レベルの話なのですが、参考になればと思います。
?SWOT分析について
SWOT分析する場合、4色のラインマーカーを使う方が多いですが、僕は4色ボールペンを使用していました。
強み・機会のプラス要因を青でアンダーライン、弱み・脅威のマイナス要因を赤でアンダーラインと決めていました。さらに強みはアンダーラインの隅にS、機会はO、弱みはW、脅威はTとメモを入れていました。
また、ニーズ、問題点、課題、社長の夢に関する表現は特に重要と考え、緑でアンダーラインを引き、
 ニーズ = N
 問題点 = P
 課題  = C(Challengeのつもり)
 社長の夢= C
というようにアンダーラインの隅にメモを入れていました。
?分析方法
僕はSWOTより上記NPCCを重要視しています。
NPCCをツリー上に整理整頓して、ロジックツリーのようなものを作成しました。
後から知ったのですが、整理整頓の考え方はバランススコアカードの概念に似ていると思います。
こうして作成したツリーの各課題を設問と対応させて考えていました。
よって、僕は課題設定や課題解決を答えさせる第2問?第5問の解答骨子を先に組立て、第1問で問われがちなSWOT分析の結果は課題解決に使えそうなもののみを解答に用いました。
?設問解釈
僕は与件文の前にかなり時間をかけて設問文を読みます。キーワードとなる単語に鉛筆でアンダーラインを引き、切り口をメモしました。
例)影響 → プラスの影響、マイナスの影響
そして問われていることに忠実に答えるために設問文の隅に「主語+述語」を軽くメモしてから、与件文に移りました。
いずれも2次試験の本質ではない作業レベルの話ですが、80分という限られた時間の中でブレない答えを導き出すために何をすればいいか?と必死に考えた末のやり方です。
僕が受験生時代に2次試験の学習を開始したとき、作業レベルの手順すら何をやってよいかわからず悩んだ覚えがあるので、ここで皆さんにお伝えしておこうと思い書いてみることにしました。
ちょっと興味が湧いた方は本誌の『けい』の再現答案と併せてご覧ください。
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