ふぞろい流の採点基準について

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twitter上で、いくつか、ふぞろい流採点基準について質問を受けましたので、その回答を兼ねての投稿です。
まず、ふぞろい流採点基準を見たり、使ってみて、疑問に思った人もいるのではないでしょうか?
質問:「キーワードが多いほうが点数が高いの?」
回答: YES

あくまで、ふぞろいは、本試験における再現答案を分析し、
合格者が多く利用したキーワードに加点するという方式をとっています。
なので、採点基準に入ってくるキーワードを使うほど高い点になります。
質問:「本試験もキーワードが多いほうが点数が高いの?」
回答: NO

本試験の採点基準は発表されていません。
しかし、適切なキーワードが多いからといって合格するというのはありえないと考えています。
では、なぜ、ふぞろいはキーワード採点なのか?
ふぞろいは、データに基づく客観的事実を中心に提供しているからです。
キーワード偏重を推奨しているわけではありません。
採点してみて、40点とかになってしまう人は、キーワードが不足している可能性がありますので、ふぞろいなランキングなどを参考に、有効なキーワードフレーズを自分の中の武器として溜めててください。
逆に、採点すると70点とか80点になった人は、盛り込み過ぎで、読みにくい文章もしくは、論理性に欠ける解答になっているおそれがあります。書く項目を減らしてでも、読みやすさや論理性を優先してみてください。
これらの留意点を意識した上で、ぜひふぞろい流採点基準で採点してみてください。
特に、2次試験の勉強を始めたばかりの方には、
「なるほど、こういうキーワードの使い方があるんだ!」
 という気づきがきっと得られると思います。
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【解答ランキングと点数の掲載ルール】
 解答ランキング」と「点数」は以下の4つのルールに則って掲載しています。
(1)合格と得点区分Aの答案から、解答数が多かった順にランキングを決定。
(2)上記ランキングに基づいて、解答の多い順に点数を付与。(ただし、明らかに誤りと思われる解答については編集部にて調整。)
(3)採点基準に、論理性や読みやすさは除外。
(4)点数付与の際には平均点が以下の基準を超えるように調整。
 -合格と得点区分Aの答案の平均は60%以上
 -得点区分Bの答案の平均は50%以上
 -得点区分Cの答案の平均は40%以上
※「点数」は本試験の採点基準を表したものではありません。あくまで参考としてご利用下さい。
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