みなさん、こんにちは!みやけんです!
先日散歩中の犬にエンカウントしたんですが、犬いいですよね犬。
自分に構ってくれる人間と分かった途端に態度がガラリと変わるのがとてもよかったです。
「自分、犬です!あなた犬好きですよね!犬も犬が好きな人間好きです!おしりをどうぞ!お腹もどうぞ!犬は幸せです!」という声が聞こえてくるようでした。
犬…イイ…
さて余談が過ぎましたので本題に戻しましょう。
12月も半ばということで、そろそろ年明けの口述試験を意識し始めた方も多いと思います。
反面、「何をすればいいのかわからない…」という方もいるのではないでしょうか?
今回は、ふぞろい17のキャラクター3人がこの時期をどう過ごしているのか見ながら、口述試験について理解を深めていきましょう!
目次
東京都内の某所カフェにて…
あ!先生、お久しぶりでーす!
これはこれは、地明さん足尾さん、お久しぶりです。筆記試験後はなかなかタイミングが合わず久しぶりの顔合わせになってしまいましたが元気にしていましたか?
めちゃめちゃ元気っすよ!試験が終わってからは今までの分を取り返すように遊んでました!これ、こないだモルジブに行ってきた時のお土産っす!
ヒロヤは元気すぎ!あたしは、緊張の糸が切れたのか3日程体調を崩してしまいました…ただでさえ体調が悪いのに試験結果も気になって、大変でした。でも今はすっかり元気です!ヒロヤ程じゃないですけど、今まで我慢してたことを楽しんでいます!
素晴らしいです。それぞれ思い思いの時間を過ごしているようですね。2人は再現答案を作りましたか?
あたしは試験当日に作りました!やっぱり記憶の新しいうちに作ってしまうのが一番楽ですし、精度が高いですからね!
オレは作ってないっす!絶対合格してると思うんで、振り返りはいらないと思ってます。なんなら試験用紙も捨てちゃいました!そんなことより今を楽しむ方が大事っす!
え!?試験用紙捨てちゃったの!?ヒロヤ、現実的に考えて再現答案も試験用紙も必要だと思うわよ。年明けに口述試験も控えてるじゃない。その対策をするときにどちらもあった方がやりやすいと思うわ。
口述試験…?なんですかそれ?診断士の試験はこの間の筆記試験で終わりじゃないんですか?
おや、足尾さんは口述試験を知らなかったのですね。診断士の2次試験は先日の筆記試験と翌年1月下旬に実施される口述試験の双方をクリアすることで初めて合格となるんですよ。
そんな…初めて知りました…。先生、どうしましょう!筆記試験でもあんなに大変だったのに今から準備しても絶対口述試験クリアできないですよね?あんなに勉強したのに、また来年やりなおしなんて…
足尾さん、諦めたらそこで試合終了ですよ?口述試験の合格率は例年99%以上です。筆記試験と比べてそこまで難しいものではありません。今からの対策でも十分間に合いますよ。
はぁ…ヒロヤは相変わらず危なっかしいわね。このタイミングで気づけたのが不幸中の幸いね。でも先生、実はあたしもまだ対策らしい対策が出来ていないんです。具体的に何をすればいいのかが良くわからなくて…
そうでしたか。ではせっかくなのでこの機会に口述試験について理解を深めていきましょう。
先生―!!よろしくお願いしますー!!
まず、口述試験の実施時期です。例年1月中旬~下旬にかけて実施されています。今年度は1/26(日)が試験日ですね。
筆記試験の合格発表日が1/15(水)なことを考えると、結構すぐ試験日が来るんですね!
その点は要注意です。合否がわかる前からこの日程は開けておくようにしましょう。次に、試験概要です。口述試験は1人10分程度の対面形式で行われます。受験生1名に対し面接官は2〜3名、質問は4問程度というのが一般的なようです。面接官からの質問に口頭で回答する形式が特徴的です。参考資料の持ち込みは不可です。
質問内容は、2次試験の筆記試験の事例を題材に出題されます。実際にコンサルタントとして企業経営者と面接する際は、事前にその業界や企業のことを分析した上で臨むことがほとんどです。それを見据えた試験と言えるでしょう。
筆記試験のときも思ったけれど、診断士試験はかなり実務に即した内容になっている印象ですね。
そうですね。実際、実務補習などで試験の知識が生きる場面も多いようですよ。診断士の実務は人間関係も非常に重要なので、コミュニケーション能力を見る試験とも言われていますね。最後に会場についてです。今年度は全国7地区(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡)での開催です。筆記試験よりも会場が限られるので遠方の方は注意しましょう。
先生、大分口述試験のことがわかってきました。でも、具体的にどうやって対策をするのがいいんでしょうか?
ここからはあくまで一例の話になりますが、対策方法についてもお話しましょう。まず、1つの質問に対して2分で回答するクセを身につけましょう。試験時間は10分と限られているので、簡潔に自身の考えを話せるようにしておきましょう。かといって、短すぎても考えが足りないと思われる可能性があります。そのため、2分前後にまとめて話すのがいいでしょう。各受験生支援団体や予備校が口述試験セミナーや模擬試験を実施しているので練習として活用するといいかもしれません。
あたしはすでに3ヶ所に申し込みました!結構すぐに満員になるらしいから、ヒロヤも見つけたら早めに申し込んだ方がいいわよ!
地明さん、すばらしい姿勢ですね!次に、事例企業の理解を深めましょう。試験用紙を読み込む、再現答案を作成し自分の考えをまとめる、想定問答集を活用するなどが一般的なようです。想定問答集も先述の口述試験セミナーや模擬試験に参加するともらえることが多いですよ。
本当に試験用紙も再現答案も必要ですね…。よし、帰ったら早速試験用紙を協会HPからダウンロードして再現答案を作るっす!面接練習のためにも想定問答集のためにも、口述試験セミナーや模擬試験にも申し込んでみます!
詰み筋が見えてきましたね。足尾さんの元気が戻ってきて安心しました。最後に、声に出して説明する練習をすることは意識しておきましょう。実際の試験は口頭でのやりとりになります。暗唱できてもいざ口を開くとうまく話せないということもありますから、事前の練習は大切です。それと、服装については自由とされていますが、ほとんどの人はスーツで行くようなので参考にしてください。
声に出すのは少し恥ずかしいですが、その通りですね。実務を見据える意味でも話す練習をしておきます!
なんだかイケる気がしてきたっす!でも、いつぐらいから試験対策を開始するのがいいんでしょうか?
これについては受験生によってまちまちなようです。筆記試験後すぐ開始する方もいれば、ほとんど対策せずに臨む方もいるようです。一概に明言はできませんので、早めに一度取り組んでおいて自分なりにどれくらい対策時間が必要か検討しておくと良いでしょう。
診断士の知識だけでなく、ベースのコミュニケーション能力にも左右されそうですね。
その通りですね。また、先程も言いましたが、これらの対策内容等はあくまで一例にすぎません。これをしておけばかならず受かるというものではないので、2人も自分に合った対策をするよう心がけましょう。
はい先生!うおーやるぞー!!待ってろ口述試験!!
いかがでしたか??
みなさんの口述試験への理解が深まっていれば幸いです。
ふぞろいでも口述試験対策セミナーを全5回(総定員150名前後)実施予定です。
詳細は後日ご案内させていただきますが、ぜひご活用ください!
例年、早々に定員になってしまう傾向なのでお早めのお申込みをオススメします!
また、再現答案についても絶賛募集中です!
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さて、次回からはR6年の各事例についてふぞろい17メンバーが雑感を書いていきます。トップバッターは、事例Ⅰでふぞろい17頼れるの姉さん、サエコです!お楽しみに!