前期の自分何してた?〜ぶつかった壁を乗り越えられなかった要因とは〜

同友館
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昨年はそり立つ壁が高過ぎて乗り越えられなかった多年度生のけんけんです。

乗り越えられなかった立場で大変恐縮ですが、反面教師としてお役に立てれば幸いです。

直前期に何してた?

多様な属性を持つ診断士受験生の皆さんにとって、直前期の定義は様々だと思います。

一般的にはちょうどこのブログが公開される試験2,3週間前でしょうか。
とはいえ、この時期の私は仕事終わりに1事例を解くのが精一杯だったので、あっという間に直前期が終わってしまったように感じます。

後述しますが、時間がない中で情報収集に時間をかけ過ぎてしまったため、普段のペースを継続すれば良かったと今では思います。

新しいことには手を出さない。

壁を乗り越えられなかった要因とは

冒頭に申し上げたとおり、直前期とはいえ急に勉強時間を増やすという訳にはなかなか行きません。
つい増やしたくなるところではありますが、直前期までに様々な無駄を削り落として来たので、正直削れるところはありませんでした。

特に睡眠時間を削りたくなりましたが、7時間睡眠だけは死守しました。
そのおかげで精神面では最後まで安定して過ごすことが出来たと思います。
なかなか難しい状況の方もいらっしゃるかもしれませんが、睡眠時間だけではなく、可能な限り規則正しい生活を行うことは身体面だけでなく、精神面にもメリットが大きいと感じています。

そして、この時ほど睡眠時間と勉強時間はトレードオフの関係であると痛感したことはありません。

さて、多年度生である私の敗因を大きくとらえると、その一つは自分の型をうまく調整できなかったことです。

それは正解がない中で、自分の型を通し切るか、型を破って収集した情報で調整するかの狭間で、納得できるちょうどいい落としどころを見つけることです。

直前期になると、ブログや動画サイト等を通して、様々なノウハウや情報が入ってきます。

その中で、設問解釈から問題用紙を破るかどうかまで自分のやり方と違う情報で溢れると思います。

私自身の反省点として、直前期に様々なノウハウを読み漁り、自身に当て嵌めようとして情報過多になってしまった部分があります。

ただ、情報過多になってしまった原因は、限られた時間で真意を理解しないまま表面的に情報収集を行ってしまったからであり、必ずしもたくさんの情報を収集することが良くないというわけではありません。

そのような状態で試験当日もフレームワークから時間配分まで、ノウハウを実施することが目的になってしまった感があり、柔軟に対応出来なかった面があります。

そもそも、二次筆記試験は毎年想定しないパターンの出題があります。柔軟に対応する能力を試されているのではないかと思うくらいです。そんな二次筆記試験において、ノウハウでがんじがらめになってしまうのは本末転倒でした。

また、二次筆記試験は知識の積み重ねでもないようです。反省を生かし、与件文に耳を傾け、設問文に正対することを最優先としたいです
具体的には、昨年は設問を重視せず、理由なら理由だけ、課題なら課題だけ、と不十分な解釈のまま回答をしていました。
今年は、その反省を活かし、設問の趣旨を設問全体からとらえるようにして設問解釈に時間をかけるようにしています。

そして、設問を解く順番や時間配分などはその合格者の境遇にあってこそ最大限に発揮したのであり、そのノウハウが今の自分に合うかどうかの観点を持って学んでいきたいです。

終わりに

まるで反省文みたいになってしまい申し訳ないですが、率直に振り返る機会を頂きありがとうございました。

次回は実際に壁を乗り越えた「つばさ」の登場です。対比して見て頂ければより参考になるかもしれません。

それでは試験まであと少しですが、健康第一で共に頑張りましょう!

お忙しい中ご覧いただきありがとうございました。

継続は力なり。自分を信じて。

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