令和6年度1次試験お疲れ様でした!
今回は私なりの2次試験の考え方や解き方、アイテムなどについて書きたいと思います。
事例の解き方というよりはもう少し総論的な内容になるかと思いますが、少しでも参考になれば嬉しいです。
・・・と、その前に重要なお知らせです。
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目次
私は2次試験を一言で表すなら
「専門知識を踏まえた小論文」
だと思っています。
①その根拠、背景は?
中小企業診断士の2次試験は、論理的な文章を書かなければなりません。
その点、国語力がなければ合格することは難しいと感じます。
ふぞろいではキーワード採点という手法を取り入れていますが、論理的に破綻した文章にいくらキーワードが入っていても得点には至らないでしょう。
合格答案は論理的な骨子(例えばAだからB、よってCが見込める)などがあり、A~Cに適切な専門用語やキーワードが記載されています。
また、設問同士がつながっていたり、関連することが聞かれていたりすることも多いので、適切な解答のためには専門知識と論理性の双方が必要になります。
②どんな人がそんな結論に至りそうか
私も含め、解答の骨組みを追っている人は概ねこの内容に同意してくれるのではないかなと思います。
③この考え方で良かったなと思ったこと
実は私は狭い意味での(80分計って実際に解答する)過去問演習をほとんど行っていません(詳しくはふぞろい17に記載しています)。
上記のように、解答の論理的な正しさと、必要とされる言葉や与件文からの抜き出しさえ分かれば、ある程度ずれない解答が書けると考えていたからです。
他の人がどれだけ過去問演習をしていても、あまり委縮せずに試験に臨むことができました。
①問題用紙からメモ用紙を切り離して作成したか
どちらかというとビリビリ派です。
②その理由・背景は?
与件文や設問文を並べて見ることができるのと、与件文中の類似した内容を効率的に把握できるからです。
特に与件文が長めの事例は与件文と設問文を往復することになるので非常に煩雑な作業を強いられます。
③受験生へのオススメ度合い
個人的には、ページがぐちゃぐちゃにならない限りは切り取って使うのを強くオススメします。
ページをめくったり戻ったりすると集中力や思考が切れやすくなるので、
できる限り問題に集中できるように工夫すると良いかと思います。
①最初にするのは、設問解釈派?与件文読解派?
設問解釈です。
②その理由・背景は?
その事例で何を答える必要があるかを事前に把握することで、与件文の読み方が変わるからです。
与件文では単なる背景の説明であっても、設問が異なれば重要な根拠になり得るのが2次試験です。
読み飛ばしてしまいそうな部分を拾い損なうことのないよう、想定される解答を想像しながら与件文を読むと効率的だと思います。
私は多くの記述式試験を受けてきましたが、設問が先に読めるものは全て先に読んでいます(例えばTOEICなどでは定番のテクニックのひとつですよね)。
向き不向きもあると思いますが、メリハリのついた与件文の読解ができるので、個人的にはオススメです。
①電卓は何派?
SHARPです。公認会計士試験の時からのお供です。
②その理由・背景は?
最も使い慣れていて、利き手と逆の方の手でブラインドタッチができるからです。
③受験生へのオススメ度合い
12桁表示できて、メモリー機能と平方根、早打ち機能(素早く入力した際に真ん中の数字が消えない機能:例えば安い電卓で123と連続して打つと1と3しか表示されないです)がついていれば機能的には十分です。
ボタン配列が違うので、SHARPとCASIOのどちらか使いやすい方を使えば良いかと思います。
①マーカは使う派?使わない派?
3色を使いました。色は橙と青と緑です。
②その理由・背景は?
解答を作成する際、強みと弱みは分かりやすくしたいので、橙色(強み)と青(弱み)で色付けをしました。
緑色は解答根拠となる可能性がある箇所に引いていました。
必要に応じて引いたマーカの右上に記号や番号を書いて整理していました(例えばSWOTなら橙色にSなど)。
③受験生へのオススメ度合い
これは人それぞれ流派があるので自分のやり方を押し付ける気は全くありません笑
ですが、あまり多すぎると持ち替えも大変になりますし、自分が何に対して色をつけたか分からなくなると思いますのでバランスを取るのが良いのではないかなと思います。
①KWの量を意識?ロジカルな文章を意識?
双方重要であり意識すべきと考えます。
②その理由・背景は?
キーワードは点数に繋がりますが、文章中で正しく使われていないと恐らく加点対象になりません。
上の方でも書きましたが、論理的な文章の上で初めてキーワードが意味を持ちます。
試験委員は受験生のことを、解答用紙を通じてしか分かり得ないので、キーワードと論理性のどちらも重要でしょう。
③受験生へのオススメ度合い
字数制限と与件文中の書けそうな要素から、先に文章の型を考えて書くと効率的だと思います。
明日の投稿では、かーずが登場です。
人事異動を機に、自己研鑽のために挑戦したストイックな彼は一体どのように2次試験に挑戦したのでしょうか。乞うご期待!
酷暑の中で勉強に取り組まれている受験生の皆様を応援しております。
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