中小企業経営・政策への取り組み方

同友館
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madmaxです。
1次試験の申し込みが始まり、本試験まで90日を切ってきましたね。
みなさんはもう、申し込まれたでしょうか。
さて、今日は1次試験でみんなが苦戦する「中小企業経営・中小企業政策」に対する取り組み方についてお話ができればと思います。
「中小企業経営・中小企業政策」ですが、今年は大震災の影響で、さらに取り組みにくくなっています。
その理由は、大震災の影響で「中小企業白書」や「中小企業施策ガイドブック」といった受験勉強に必要不可欠なツールの発刊が遅くなっていることがあげられます。
唯一の救いは、1次試験において中小企業白書の当年度版からの出題はほとんどないということでしょう。
ただし、診断士受験生たるもの、手をこまねいて待っていてはいけません。
それらのツールが手に入らなくてもできることがあります。
具体的には以下の取り組みです。
 ①中小企業政策の頻出論点を確認し、各施策の過去に問われた内容を確認し、リスト化しておく。
 
 ②中小企業白書からの頻出論点を確認し、どういう部分が過去から問われているのかをリスト化しておく。
 ③昨年の中小企業白書を丁寧に読む。特にグラフに書かれているポイントと頻出部分はチェックしておく。
①から③の準備をしておいたうえで、施策ガイドが出版された時には以下の取り組みをします。
 ④施策ガイドの各施策のページに出題回数別のシールを貼っておく。
 ⑤頻出施策の内容部分のうち、出題済み部分にマークをしておく。(暗記ペンのマークでもOK)
 ⑥頻出施策の内容部分のうち、改正部分にマークをしておく。(暗記ペンのマークでもOK)
 ⑦施策ガイドと白書の暗記用リストを作成しておく。本試験時の開始直前まで暗記できるようにしておく。
①から⑦までを直前期までに終わらせておき、直前期・本番時には以下の取り組みを行います。
 ⑧⑦のリストをつかって施策ガイドの頻出論点の内容と改正点を暗記する。
 ⑨市販の問題集を何回転も回す(特にグラフからの出題問題に有効)
 ⑩本番時「荷物をしまえ」の合図が発せられるまで暗記用リストで暗記し続ける。
とやたら、細かく書いてしまいましたが、あくまでもmadmaxが1次受験の時に実施した内容ですのでほかにも良い方法があると思います。(「『2011年版秘伝!中小企業診断士1次試験暗記術』などもありでしょう。)
とにかく、暗記モノはいまから覚えても忘れてしまうことが多いため、直前期に効率よく暗記することが重要なのですが、そための準備を今からしておくことが勝負の分かれ目になると思います。
暗記が苦手という方は、試してみてください。
特に、施策については、過去に3回以上出題されたものさえやっておけば、6割は確保できる傾向にあります。
つまり、今まで全く実績がない問題が多量にでるということはないので、まずは、3回以上出題されている論点をしっかりと把握できるようにしておきましょう。こうやって、暗記すべき対象を絞っておくことも必要です。(もちろん、施策ガイドの全部に目を通しておく必要はあります)
それでは、気温の変動が激しいこの頃ですが、風邪などを引かれないように。。。

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