試験に100%集中するために ~想定外があっても焦りは禁物~

同友館
doyukan_logo

 事例Ⅰ/再現答案担当のぜあです。受験生の皆様、日々の学習、本当に本当にお疲れ様です。学習面においては、先日のあきかの投稿にもあったように(記事はこちら)、最後まで泥臭く1点を取りに行く努力を続けていっていただければと思います。ぜひ、皆様には10月29日の午後5時20分まで、全力で走り抜けてほしいと心から思っています。

 そして、全力で走り抜けるためにも、試験外で起こる想定外はできるだけ排除したいもの。きょうは、R4年度の地方受験生であった私が前日・当日に焦らないために取り組んだこと、または、取り組めばよかったことについて書いてみたいと思います。あと、記事の最後には試験後の「お疲れさま会」のご案内もあるので、そちらも要チェックです!

続きを読む: 試験に100%集中するために ~想定外があっても焦りは禁物~

代替の交通手段を見つけておこう

 地方からの受験生にとって、試験は慣れないホテルでの宿泊を伴うものとなり、それだけで開催都市在住の受験生に比べてハンデとなるかもしれません。おそらく、前日移動の方が多いのではないかと思いますが、「新幹線のダイヤが大幅に乱れる」とか、「高速道路が通行止め」とか、思わぬトラブルに遭遇するケースも少なくありません。実際、昨年の試験(1次試験)でも、前日に、「台風で北陸から関西に向かうサンダーバードが運休になった」、とか、「瀬戸大橋を渡る鉄道に大幅なダイヤの乱れ」など、受験生を焦らせるには十分なトラブルが発生していました。

 鉄道が止まった時に高速バスや船などで代替できるか、とか、自家用車で行くことのできる範囲か、など、頭の中で代替交通手段のシミュレーションだけでもしておくとよいかもしれません。(2次試験も北陸や四国で開催してくれるといいのに…)

 また、開催都市在住の皆様についても、会場に向かうための鉄道が人身事故などで止まった場合の迂回経路について想定したり、最悪、タクシー利用を考えたり、とトラブルがありうることを心に留めておくだけでも、心持が違ってくるかもしれません。

会場下見のすすめ

 これも、数日前にたくまが書いてくれていましたが(記事はこちら)、会場の下見もおすすめです。当日、試験以外のことに脳みそを使わないためにもぜひ下見はしたほうがよいと思います

 また、私の受験した某会場は、最寄の鉄道駅から徒歩15分(歩道橋などのアップダウンもあったので、必要以上に遠く感じた)でしたが、下見の際に、会場の目の前にバス停があるのを見つけ、調べたら宿泊先近くのバス停から1本で行けることがわかったため、当日はバスを利用して会場に行きました。こうした思わぬ発見ができたのも、下見をしたからにほかなりません。

 あと、会場下見の際は、最寄りのコンビニ(スーパーやホームセンターでもOK)の場所も確認しておきましょう。どれだけ入念に持ち物チェックをしたとしても、忘れ物をするときはしてしまいます。「ふぞろい16」にも書いていますが、ふぞ16のメンバーでも時計を忘れたり、電卓を忘れたり…。意外と忘れ物は防ぎようがないものです。そんな時、焦らずに最寄りのコンビニで調達する、なんなら甘いものでも買ってくるくらいの心の余裕があれば、試験への集中も問題ないことでしょう。

何があなたの小腹を満たすのか

 休憩時間をどう過ごすか、というのも試験に100%集中するために必要なことです。ファイナルペーパーを見返す人、ヒーリングミュージックでチルする人、ホッとアイマスクで目を休ませる人、、、私が周りに聞いた中でもいろんな過ごし方がありました。ちなみに、私は「日向ぼっこ」。それぞれの過ごし方を考えておくことも試験に集中するために役に立つことかと思います。(あと、男性トイレが混むので、男性受験生はトイレのタイミングも考えておくとよいでしょう)。

 もう一つ、試験で脳をたくさん使った後は小腹がすくものです。休憩時間に何か口に入れる、という人も多いのではないでしょうか。ふぞろいの受験生でも糖分の補給をしていた人は少なくありません。それが、チョコレートという人もいれば、ラムネという人、カロリーメイトという人、一番尖っているものでは「羊羹」というのもありました。おそらく、事前にコンビニで調達することになると思うのですが、模試(セルフ模試)を経験した人は、その時のことを思い出しながら、栄養補給に何を選ぶか、考えておいてもよいかもしれません

当日朝の過ごし方

 当日朝、ファイナルペーパーを見返したい、という人も多いのではないでしょうか。地方受験生は宿泊先のホテルで、という方もいらっしゃるでしょうし、会場近くのカフェで、という方もいるかもしれません。ただ、会場近くのカフェについては、同様のことを考えている受験生も多い可能性があります。カフェに入れずに、会場外で待ちぼうけ、という事態は避けたいところですよね。そのあたりも考えておくとよいかもしれませんね。

試験後の楽しいことを想像しよう

 泣いても笑っても残り4日。昨年の私はこの時期、最後まで走り抜けるための「目の前のにんじん」を考えていました。例えば、

・仲のいい友人たちとの飲み会予定をいれまくる🍻

・旅行の計画をたてる(まだコロナの影響が残っていたので、海外は無理でしたが✈)

・家族とおいしいものを食べに行く(そろそろカニのシーズンですね🦀)

・積ん読となっていた本を読みふける📚

・受験生仲間と健闘をたたえあう(結果、事例Ⅳで負った傷を舐めあいました) 

 などなど、楽しいことに思いをはせるのも一手かもしれません。また、会場下見の際に、おいしそうな店を見つけておいて、試験直後、「孤独のグルメごっこ」するのも楽しそうです。

ふぞ16 お疲れさま会へのご参加を

 試験後の楽しみとして、【ふぞ16 お疲れさま会】へのご参加はいかがでしょうか。受験生どうし、または、皆様とふぞろいメンバーの交流の場として、ことしも【お疲れさま会】を開催させていただきます!ぜひ、令和5年度の試験の手ごたえ、試験を受けてみての感想、試験後の過ごし方、そして、診断士としての野望まで、私たちもぜひ、皆様のお話を聞きたいと思っています。以下、ご案内です。

「ふぞ16 お疲れさま会」のお知らせ

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

【ふぞ16 お疲れさま会 開催決定!】

「ふぞろいな合格答案」では、夏・秋とセミナーの開催をしてきましたが、今回は完全にフリートーク。2次試験を戦い抜いた受験生の皆様とふぞろいメンバーで、ただただ自由に語り合う場です。激戦を終えた皆さんに、ふぞろいメンバーから「お疲れさまでした!」を伝えさせてください!!皆さまのご参加お待ちしております! 

[開催日時]
 ・11月5日 (日) 19:30~21:00 お申し込みはこちら
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

 ふぞろいメンバーから皆様にお届けする試験前の投稿も残り回数わずか。あすは、みみから、熱いエールをお届けします!お楽しみに!!

「この記事が参考になった」と思った方はクリックをお願いします!
SNSでフォローする