こんにちは、けーたです。しゅうとに引き続き、私からも事例Ⅳについてお話できればと思います。
今回は「第2問」です。これまで事例Ⅳチームで議論してきた内容(再現答案から見えてきた傾向など)について還元させてもらいます。少しでもお役に立てれば幸いです。
目次
利益を最大にするセールスミックス⇒製品A、Bの限界利益を計算し、高い順に生産(優先順位付け)
と言い換えられます。その際に、1個あたりの限界利益を求めるだけでなく、更に 1時間あたりでの限界利益まで求める必要があります。
再現答案を見てみると、1個あたりの限界利益(製品A:3,800円/個、製品B:4,400円/個)までは求めていたけど、1時間あたりの限界利益(製品A:1,900円/個、製品B:1,100円/個)までは書いてなかった答案も見受けられました…。
上記から分かるように、この計算結果次第で「どちらの限界利益が高いか、そしてどちらを優先して生産するのか」の判断が変わりますので、大事なポイントだったと思います!
難問だったと思います。全体的に白紙も結構多かった印象です。
ただ、設問文の「アルミニウム消費量の上限」、「設問1の条件とこの条件のもとで」を元に、なんとか直接材料や直接労務費を計算しようとした答案も見受けられ、差がついた箇所と推測しています。
また、設問1での優先順位付けや設問2での線形計画法まで適切に対応できていたものの、
その後、利益額を求める段階で計算ミスしてしまった答案も見受けられました。
そこまで解ける実力がある方なのに、非常にもったいない…。
1回でもチェックしていたら防げたのかもしれません。
再現答案から見えてきた傾向などに触れましたが、実際に合格者の方が書かれた答案の内容、具体的な分析の内容(配点予想など)は『ふぞろい16』に載せてます、是非お買い求めください!!
明日は『ゆーき』から第3問について書いてもらいます。お楽しみに!!