事例Ⅳアドバイスリレー 〜第3問編〜

同友館
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こんにちは、ゆーきです。
けーたに続き本日はゆーきから、事例Ⅳ担当メンバーによるアドバイスリレーをお送りします!

第3問はR4年度の事例Ⅳの中で最も正答率が低い問題で、解かれた方は苦戦された方も多かったのではないでしょうか。
かくいう私も会場で試験を受けた際は、「こりゃ足切りかもしれん、、」と絶望したことを覚えています。笑

事例Ⅳチーム内で第3問の再現答案を分析した時に、どのような議論があったか?をお伝えします。
もしまだ昨年度の問題を解いていない方はぜひ解いていただいて、考え方の参考にしていただけたら幸いです!(問題はこちら

設問1

CVPを応用した内外作区分の問題です。
この設問は、60点以上の答案と60点未満の答案とで、得点率の乖離が極めて大きい傾向にありました。
そのため、この問題が事例Ⅳにおける勝負の分かれ目であったとチーム内で話し合っております。

また、1台当たりの点検整備の費用を固変分解して算出できたかどうかで、点差がついたと推測しています。

経営分析やCVPなど、得点源となる論点は確実に点を取っていきたいですね。

設問2

R3年度に続きR4年度もNPVは難問でしたね。
この設問では、計算過程に部分点が与えられたかどうか、与えられる場合はどのキーワードに何点加点されたか、が議論の中心となりました。
ふぞろいに寄せられた再現答案の傾向から、計算過程に加点がなされただろうという結論に至り、減価償却費や売上収入など各計算式の記載があれば一定の加点がなされたと推測しています。

また、この設問では年換算が漏れているなどのミスが散見されました。
限られた時間の中でも抜け漏れなく計算するために、計算過程に「万円/年」と単位を丁寧に書くことなどによって計算ミスを防ぎたいですね。

設問3

設問2の解答を計算過程で用いるため、設問2に正答していないと、設問3も正答に導けないという、とんでもない難問です。
再現答案を見てみても、白紙答案が特に多い設問でした。
設問2と同様に、いかに計算過程から部分点をとっていくのかが重要であると結論づけています。

「1~5年の年間キャッシュフローの現在価値合計」などNPVを算出する上での各計算過程に加点がなされたと分析しています。

正答に至らなくても、部分点を1点でも多く得点できるよう、丁寧に途中式を書くことが合格をつかみ取る上で重要だと考えます。

最後に

計算過程に何を書けば何点加点されたと思われるかなど、詳細な分析結果は『ふぞろい16』に記載しております。
興味を持たれた方は、是非ふぞろい16を手に取っていただけますと幸いです。
明日はちさとに第4問について書いてもらいます!お楽しみに!

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