1次試験お疲れ様でした&今日から2次試験のアドバイスリレーです!

同友館
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こんにちは、事例Ⅲ・事務局担当のさとしんです。

皆さん、1次試験お疲れ様でした!

今夏は例年にも増して猛暑続きであり、試験前の体調管理に苦労されたのではないでしょうか。今年は新型コロナの制限が緩和されましたが、それでもまだまだ感染者は後を絶たず、影響を受けた方もいらっしゃるかと思います。

また、今年は台風の影響で那覇地区の受験が中止となり、大変辛い思いをされた方もいらっしゃいました。(今後何かしらの救済措置が出てくれることを願っています)

本番で力を発揮できた方、思うように力を発揮できなかった方、やむを得ず受験ができなくなった方、様々な方がいらっしゃるかと思いますが、ここまで必死に取り組んできたすべての皆様、改めて本当にお疲れ様でした。

一旦の区切りとして、ここまで応援してくれた周りの方々には、ぜひ感謝の気持ちを伝えてくださいね。

2次試験のスタートダッシュを切りましょう

無事に2次試験に進める見込みの方、おめでとうございます。

1次試験初めての合格から2次試験の合格を狙う場合、学習期間は3か月弱しかありません。少しの休息を取りつつも、2次試験に向けスタートダッシュを切ることをおすすめします。

ふぞろいブログでは、本日から2次試験のアドバイスリレーを行っていきます。多くの答案を分析し、ふぞろいを執筆したメンバーだからこそお伝えできることもたくさんあるかと思います。ぜひ2次試験の情報収集にお役立ていただけると幸いです。

そして2次試験スタートダッシュに向け、ふぞろい16のセミナーも開催されます!1次試験直後に申し込みの増加も予想されます。席に限りがありますのでお早めにお申し込みください!

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【ふぞ16夏セミナー開催決定!】
「2次試験の学習方法は?」「『ふぞろい』の効果的活用法は?」など、メンバーたちがパネルディスカッションや少人数相談会で皆様の疑問にお答えします!開催日時は8月11日と16日のいずれも午後7時から。
お申込みは7月18日(火)20時より受付開始です。ご参加お待ちしています!
8月11日はこちら→https://onl.la/P3J5vAL
8月16日はこちら→https://onl.la/KpaYB7f
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ふぞろい採点で高得点を取ることがすべてではない

執筆しているメンバーがいきなり何を言い出すのかと思われてしまいそうですが…

早速本日からお伝えしていきます。

2次筆記試験は指定された文字数で回答する記述式となっており、そもそもの文章構成は非常に大事と考えます。

まず前提として、『ふぞろいな合格答案』はキーワード採点となっています。そのため、文章自体が読みにくくても、ふぞろい採点だとキーワードが書かれていれば得点になってきます。

答案分析していて、実際ふぞろい採点と実際の得点に乖離があった答案も複数ありました。今回は事例Ⅲの分析の中で、ふぞろい採点よりも実際の点数が低かった答案に見られた例をお伝えします。

①主語が抜けている
・主語が書かれていないため、設問に対する回答が理解しにくい
例1)令和4年度事例Ⅲ設問1
「営業面は~」「販売面は~」がなく、どちらの課題に回答しているかわからない
例2)令和4年度事例Ⅲ設問2
「課題は~」「対応策は~」がなく、切り分けがわからない

②キーワードの詰め込み
・キーワードを正解不正解含め羅列し、とにかくキーワードを重視した回答になっている
・同じような意味のキーワードが一つの回答内に複数書かれ、内容を理解できているか疑問な回答

③設問の要求に答えられていない
・課題を回答しなければならないものに対し、問題点で回答している(非常に多い)
・制約条件を無視している

④文章のつながりがわかりにくい
・句読点が適切に使えておらず、文章の区切りや、どこまでが文章の繋がりかがわかりにくい
(このような場合は①~、②~のような構成がおすすめ)

⑤くどい言い回し
・伝えたいことが簡潔に書かれておらず、まわりくどい言い方で読みにくい。(文字数稼ぎ?)

①~⑤の答案は総じて、一回読んでも理解しにくい文章であるパターンが多かったです。

読みやすい答案、理解しやすい答案かどうかが大前提

何度も読まないと何が書かれているかよくわからない答案のままでも、ふぞろい採点ではキーワードが書かれていれば得点になります。ここのギャップを解消しないまま本番を迎えてしまうと、自分が想定していた出来よりも低い点数になってしまう可能性があります。

読みやすい答案が重要であることは、たくまの記事に詳しく記載されていますのでぜひご覧ください。
以下はたくまの記事より。合格率を上げるために重要なことが書かれています。

・与件文や設問文に寄り添った答案になっていること

・読みやすい文章になっていること(主語述語のつながり、因果関係等)

・その中に適切なキーワードが盛り込まれていること

これ、本当に重要だと思います。

読みやすい文章、理解できる文章が前提の中に、必要なキーワードが盛り込まれて良い点数がとれるのだと考えます。
ぜひこの点を忘れずに、答案作成の練習をしていただければと思います。他の人に答案を見てもらう機会を作る場合も、内容は気にせず、日本語として読みやすいかどうかを見てもらうのがポイントです。

また、設問の制約条件にもご注意ください。問われていることにそのまま答えればよいのですが、80分という限られた時間、また緊張している状況でつい制約条件を外してしまいがちです。

丁寧に設問解釈を行い、問われていることを外さないことも大事になってきます。

おわりに

いかがだったでしょうか?

今回はこれから2次試験勉強のスタートダッシュを切るうえで、意識してもらいたいことをお伝えしました。

ふぞろいな合格答案の理念の一つに「不完全さの認識」があります。採点方法や模範解答を完璧に想定することは不可能という事実を謙虚に受け止め認識したうえで、あくまで答案から導き出されるキーワードをベースとして分析を行っています。ふぞろいは模範解答ではなく、統計的に分析された結果であることを理解し、上手に活用していきましょう。

それでも、ふぞろいが2次試験の必読書であることには変わりありません!

『ふぞろいな合格答案16』はご購入いただけましたか?毎年1次試験終了後に品薄になるようですので、お早めにご準備ください!

明日ははやとの登場です!事例Ⅲについての話をしてくれます。お楽しみに。

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