皆さま、こんにちは。Noirです。ごぶさたしています。
今年の最後の日に、ご挨拶させていただきます。
今年、晴れて2次試験を合格された皆さま、
あらためておめでとうございます。
皆さまの合格に、「ふぞろいな合格答案」が少しでもお役に立てたなら、
プロジェクトメンバー一同何よりの喜びです。
来年の合格を目指す皆さま、
それぞれに多くの制約がある中で、
試験へのチャレンジを決意されたことに敬服いたします。
今年は、うれしいことに僕の受験生時代(平成19年度)からの勉強仲間の
ほとんどが、2次試験に合格しました。
さまざまな理由で再チャレンジを断念した人を除くと、
この4年間で9割近くの仲間が合格したことになります。
統計的には、1次・2次共に約20%の合格率であることが
かなり以前から受験者数にかかわらず変わっていません。
しかしながら体感的には、この試験は
「合格する人」と「合格をあきらめる人」に二分される、
とつくづく感じます。
再チャレンジする皆さまは、
「あきらめなければ合格する」という強い信念を持ち続けてください。
しかしながら、今年と同じことを続けても、
合格する可能性がそれほど向上するとは言えません。
多年度受験で合格した仲間のほとんどが、
「合格した年には勉強への取り組み方を考え直した」と話しています。
その方法のうちの一つが、
「合格答案と自分の不合格答案との差異を客観的に分析する」
ということです。
多くの多年度受験生が、複雑なテクニックに走って失敗しています。
基本に戻った時に、合格の可能性が飛躍的に高まるようです。
孫子の兵法に、有名な
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」という一節があります。
採点基準が公表されない2次試験においては、
合格答案の分析が「敵(=出題者の意図)を知る」有力な手掛かりになります。
これに加え、「己を知る」というのは、
合格するためには自分の答案のどこに課題があるのかを分析することといえます。
さらに、合格答案の中でも、
自分が模範として目指しやすいものと、そうでないものがあると思います。
自分の模範となる答案を探すことも、「己を知る」一つの方法です。
「ふぞろいな合格答案」には、多くの「ふぞろい」な合格答案が掲載されています。
そして、ふぞろいな中にも合格者に共通する要因が分析されています。
また、その中で自分が共感し、模範となる答案が必ず発見できると思います。
この本を有効に活用し、読者の皆さまが全員合格されることを
プロジェクトメンバー一同祈念しています。
また来年は、さらに進化した2011年度版の本の出版を、
新合格者を中心としたプロジェクトメンバーで目指していきます。
良いお年をお迎えください。
2011年も、応援しています!
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