受験勉強の合間にお勧めしたい本(国語力に興味ある方向け) じゅん編

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はじめに

こんにちは!先日、欧州14泊16日旅行から帰ってきたじゅんです。早速余談で恐縮ですが、写真はチェコのストラホフ修道院で撮ったものです。「世界一美しい図書館」と言われているだけあり、時間を忘れて天井画や建築美に見惚れていました。最近WBCもあり話題のチェコですが、行った際はぜひお立ち寄りください!ちなみに、8年前にチェコ旅行した際は物価の安さ(特にビール)に感動していましたが、昨今のインフレや円安もあり全く安く感じられませんでした…ご興味ある方は早めに旅行されることをお勧めします。

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国語力の重要性

試験における国語力の重要性など言わずもがなですが、初めて二次試験を受験して落ちた時に自分の国語力を過大評価していたことに気付きました。その後、多年度受験生で時間もあったので、読解力・文章力等を根本から見直すことから始めました。結果、事例Ⅰ〜Ⅲの点数は大幅に伸び、業務面にも活きたので国語に向き合い直して本当に良かったと思っています。具体的な勉強方法については、「この時期何をやっていた?じゅん編」の記事でも紹介していますのでご覧ください!

個人的にお勧めしたい本

上記の記事でも2冊紹介しましたが、その本含めて受験勉強の合間にお勧めしたいものをいくつか紹介します。何か一冊でも皆さまのお役に立てれば幸いです!

 ・『日本語の作文技術』本多勝一著
  本の概要:小説のような芸術的な文章を書くためではなく、読む側にとってわかりやすい文章を書くための具体的な技術に焦点を当てた本。修飾の順序や句読点のうち方のルールや助詞の使い分け等の作文技術が記載されており、すぐに実践できる内容が非常に多くおすすめです!
 ・『日本語練習帳』大野晋著
  本の概要:人の文章をどう読み取るか、日本語を使って正しく明瞭に表現するにはどのような点に気をつければ良いかを学ぶことができます。タイトルに練習帳とある通り、本の中には日本語に関する問題が250問収録されており、その問題を解くことで自然に読み書きする上での考え方が身についていきます。特に、助詞の「は」と「が」の使い分けについては目から鱗の情報が盛りだくさんです。これまでこうした日本語に関する本を読んだことがない方にぜひおすすめです!
・『日本語の文法を考える』大野晋著
  本の概要:日本語練習帳と同じ著者の本です。動詞や名詞、助詞等について、それぞれの起源を分析することで意味合いや使い分けを学べます。個人的には、助詞の「へ」と「に」の使い分けについて非常に勉強になりました。中学文法で一度完全に挫折した自分でも楽しく学べる本でした。
・『日本語と西欧語 主語の由来を探る 』金谷武洋著
  本の概要:現代の日本語文法で必ず教わる「主語」の概念が実は英語から輸入されたもので、日本語に主語はいらないことを論じている本です。比較文化論の観点から、英語は「神の視点の言語」、日本語は「虫の視点の言語」であると整理し、なぜ英語に主語はあって日本語にはないのか記載されています。ここまでくると直接資格対策に役立つとは言い難いですが、読み物として非常に面白いので、日本語の勉強に興味が湧いた方にはぜひお勧めしたい本です。

最後に

なかなか時間は取れないかもしれませんが、受験勉強の合間の読書は合格への近道になることを少しでもお伝えできればと思い今回の記事を書きました。明日はかじしゅんです!ご覧頂きありがとうございました!

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