こんにちは!ふぞろい16事務局長、事例Ⅲ担当の「さとしん」です。
新年度がはじまり、慌ただしく過ごされている方も多いのではないでしょうか。新しい環境、出会いや別れなど、色々なことがあると思いますが、気持ちを新たに頑張っていきましょうね。
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さて、私自身中小企業診断士の学習を開始したのが3年前のまさにこの時期でした。
「この時期何やってた?」というテーマでもありますので、学習開始時点で私が選択した「科目合格」についてお伝えします。同じような境遇の方は限定的かもしれませんが、学習を開始したばかりの方や、これから学習を始めようと思っている方の参考になれば幸いです。
なお、科目合格制度については、中小企業診断士協会ページのこちらに詳しく記載されています。
私は令和2年4月頭に中小企業診断士試験の学習を開始しました。令和2年度の1次試験は7月11日だったため、1次試験まで3か月強しかない状況でした。
自己紹介でもお伝えしていますが、もともと勉強することに苦手意識を持っていた私は、とてもこの短期間ですべての科目を勉強することは想像もできず、以下の2か年計画で1次試験の突破を目指しました。
【令和2年度】
経済学・経済政策、経営法務、中小企業経営・中小企業政策の3科目のみ受験
【令和3年度】
令和2年度で合格できた科目を除いた残りの科目全て
上記を選択した理由は以下のとおりです。
①1次試験合格後を見据え、2次試験と特に関わりの深い科目である企業経営理論、財務・会計、運営管理を令和3年度へ
②IT企業勤務ということで、得意科目と考えていた経営情報システムは令和3年度へ送り、総得点の底上げに期待
③残った3科目の中から1つでも多く合格し、来年度勉強する科目を減らす
最終的には以下の結果となっています。
【令和2年度】2科目合格
経済学:88点、中小企業政策:77点、経営法務:48点
【令和3年度】合格(平均点:68.8点)
企業経営理論:79点、財務・会計:76点、運営管理:65点、経営法務:68点、経営情報システム:56点
2か年計画で予定どおり合格でき、2年目の勉強が2次試験にもつなげられたため、結果論ですが戦略としては悪くなかったと感じています。(結局2次試験の1回目は不合格でしたが)
最初は自分が合格できるイメージが全く湧いていなかったため、令和2年度は絞った科目を集中的に勉強し高得点が取れたことで、「自分にも合格する力を付けることができる!」と自信を持つことができました。経営法務は不合格となったものの、モチベーションが大きく向上したことを覚えています。(翌日自己採点を行ってからすぐに令和3年度の試験勉強を開始できました)
なお、1年目の試験前や2年目のこの時期(4月)は、ひたすら過去問を解いていました。同友館さんで販売されている「過去問完全マスター」を全科目フル活用し勉強していました。このあたりの勉強方法は次回ご紹介できればと思います。
前提として、7科目同時に受験ができるのであれば、それに越したことはないと思っています。
ただ、試験まで十分な勉強時間が確保できない方や、自信をつけるため少しずつステップアップしモチベーションを維持していく一方法としてお伝えさせていただきました。ご自身にあった方法で継続的に学習ができるといいですね。
さて、明日はスノボーもシーズンオフに差し掛かっており寂しがっているであろうはやとの登場です。